バーディはわずかに1つ…2年ぶり復帰の有村智恵は113位で予選落ち 「試合ってこういう事が起きるんだな」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇4日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6475ヤード・パー72>
2023年の「KKT杯バンテリンレディス」以来、約2年ぶりにツアー復帰を果たした有村智恵は、トータル10オーバー・113位タイで予選落ちした。「何もよくなかった。ショット、パット、ショートゲームすべての手ごたえが最後までよくなかった」。ブランクを埋めることはできなかった。
2日間で唯一奪ったバーディは、2日目の15番パー5。58度のウェッジで放った残り35ヤードの3打目がピンを直撃し、10センチについた。「安心したというか、このままバーディなしで終わると悔しいなと。とにかくバーディをと思ってやっていたので、本当にうれしかったです」。今後へ向け、これが一筋の光となる。
昨年4月に双子を出産。ここが“ママさんゴルファー”としてのデビュー戦でもあった。子供中心の生活のなか、なんとか試合出場までこぎつけたが、「練習ではうまくいくレベルまで仕上げてきたけど、試合ってこういう事が起きるんだなというのを改めて学ばせていただけた。それが一番の収穫です」と“試合勘”という言葉を痛感する2日間でもあった。
次戦は2週後に地元・熊本県で開催されるKKT杯バンテリンレディスになる。「いかに練習中にプレッシャーを自分にかけていくか。まずはしっかり練習することですね」。通算14勝の実力者は、最後は笑顔でひさびさだったツアー会場を後にした。
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