マスターズ開幕まであと10日! グランドスラムを目指すマキロイが“肘痛”を発症
10日後に迫る今季メジャー初戦「マスターズ」での優勝を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)がドライバーの調整と肘痛と戦っている。
マスターズ前の最後の調整として先週は「テキサスチルドレン・ヒューストンオープン」に出場しトータル15アンダー・5位タイで終えた。ラウンド後に「スコアは悪くなかった。最後にパーパットを外してしまったのは残念だったが、今週の内容にはハッピーだ」と振り返った。
しかし、体調面では不安を明かした。米ゴルフチャンネルのインタビューの中で、「右肘が少し痛い」と話し、「治療を受けて、マスターズに向かうことが大丈夫なのかしっかり確認する」とした。
一方でゴルフの準備はしっかりと進めている。第3ラウンドを終えたあとには練習場でドライバーを調整。「ロフトを少し減らした。特にティーショットでカットを打ちたいときに、少しスピンがかかっているように感じたので、ロフトを少し減らしたんだ。きょうは風の中でうまく飛んだし、気持ちよくプレーできた」と手応えを口にした。
今季は1月末に行われた「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」、3月は第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」を制し好調を印象づけた。2014年の「全英オープン」以来、メジャー勝利から遠ざかっているが、マスターズを制すれば“キャリア・グランドスラム”の達成となる。
「まだ取り組むべきことがあると感じている。自分のプレーが100%自分の思うようにコントロールできているとは思っていない。あすはコーチのマイケル・バノンが来るから、家で練習して、マスターズに向けていいゲームができるようにする」と気を引き締めた。(文・武川玲子=米国在住)
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