<スマホ>月5〜10GB以下で選ぶ格安SIMランキング【25年4月最新版】
最近、Webサイトの広告が増えて、スマホのデータ通信量が月3GBでは足りない人も多いでしょう。かといって自宅や会社にWi-Fi環境のある人にとって月30GBのプランは割高になってしまいます。そこで今回は、月5〜10GBでリーズナブルな格安SIMがどこなのかを解説します。
月5〜10GBでいいなら格安SIMでスマホ料金はグッと安くなる!
現在、ドコモの「ahamo(アハモ)」は月30GBで月額2,980円、ソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」のベストプランVも同料金で、以前よりずいぶん安くなりました(いずれも1回5分かけ放題込)。
それでも、Wi-Fi環境のある人にとって月30GBのプランはデータ通信量を使い切れず割高になっているかもしれませんね。かといって、月3GBでは通勤電車でWebサイトを見ているだけで使い切ってしまう恐れもあります。
実際、筆者は自宅や会社にWi-Fi環境があり、片道30分の通勤電車内では往復1時間ほどWebサイトを見ていますが(動画視聴なし)、最近は月3GBではデータ通信量が足りません。そこでオススメしたいのが月5〜10GB以下の「格安SIM」なのです。
もし、現在月30GBのプランでデータ通信量をまったく使い切れていない人なら、月5〜10GBプランに変更することで、今よりスマホの料金がグッと安くなるでしょう。

月7GBでいいなら月額990円の「HISモバイル」がダントツで安い!
自宅や会社にWi-Fi環境があって、通勤電車内でWebを見る程度なら、スマホのデータ通信量は月10GBまではいらないかもしれません。そのような人には「HISモバイル」の月7GBプランがオススメです。
「HISモバイル」は旅行会社H.I.Sと日本通信が共同で立ち上げた格安SIM。日本通信のプランをベースに、独自に「自由自在2.0プラン」を展開しています。
自由自在2.0プランは月1GB〜30GBまで6つのプランがあり、月7GBプランは月額990円という破格の安さを実現しているのです。
LINEMOの「ベストプラン」が月3GBまで月額990円、格安SIM最大手のIIJmio(アイアイジェイミオ)の月5GBプランは月額950円ですので、HISモバイルの月7GBで月額990円がいかに安いかお分かりいただけるでしょう。
ただし、HISモバイルには余ったデータを翌月に繰り越せる「データ繰り越し」はないので、月のデータ通信量の使い方にムラがある人は注意してください。
●HISモバイル(公式)→こちら

キャリアのネット専用プラン「LINEMO」や「povo2.0」の月10GBプランはどうなの?
やっぱり、月10GBはないと不安だという人はどうすればいいのでしょうか? そこでまずは、大手キャリアのネット専用プラン「LINEMO」と「povo2.0」の料金を確認してみましょう。
ソフトバンクの「LINEMO」が提供するベストプランは、月10GBで月額2,090円ですが、月3GB以下は月額990円になるので、毎月のデータ通信量にムラがある人にオススメになります。
●LINEMO「料金」は→こちら

au(KDDI)の「povo2.0(ポヴォ)」は基本料0円で、好きなトッピングを選ぶスタイル。こちらは「データ追加120GB(365日間)」が2万1,600円なので、1カ月換算では月10GBで月額1,800円になります。LINEMOより月290円ほど安くなるんですね。
●povo2.0「データ追加120GB(365日間)」は→こちら

月10GBの格安SIMは会社ごとにかなり料金のバラつきがある!
次に、格安SIMの月10GBプランを確認してみましょう。まず、関西電力グループの「mineo(マイネオ)」のマイピタは月額1,958円、イオンモバイルの音声SIMは月額1,848円となっており、LINEMOよりは安いのですが、驚くほど安いわけではありません。
さらに安い格安SIMとなるとソニーの「NURO(ニューロ)モバイル」がオススメ。月10GBのバリュープラス・10GB(VL)プランは月額1,485円ですが、それだけではありません。
VLプランは「バリューデータフリー」でLINEのデータ通信量がカウントされませんし、「Gigaプラス」により3カ月ごとに6GB(年24GB)のデータ通信量が加算されるため、実質月12GBプランとして利用できるんですね。これはお得です。
●NUROモバイル「バリュープラス」→こちら

次に紹介するのが、格安SIM最大手の「IIJmio(アイアイジェイミオ)」です。こちらはギガプランの月10GBが月額1,400円となっています。
IIJmioの光回線「IIJmioひかりのセット割」を適用すると毎月660円も割引されるため、この条件をクリアできる人ならさらに安く利用できるでしょう。

IIJmioでは常にMNP乗り換えキャンペーンが実施されていて、現在のキャンペーンでは月額料金が6カ月間割引された上に、データ通信量も増量されます。
また、MNP乗り換え時にスマホを格安で購入できるのも魅力。未使用や程度のいい中古iPhoneも販売しているので、スマホを新調したい人には要チェックですね。
●IIJmio(公式)は→こちら
IIJmioよりもさらにお得なのが「HISモバイル」の自由自在2.0。こちらは月10GBに1回6分かけ放題まで付いて月額1,340円と激安です。
HISモバイルは1GB=200円でデータ通信量を追加できますし、通話料は9円/30秒と安いのも魅力。また、全国100カ所以上の店舗で申し込みが可能なので、ネットが苦手な人でも利用しやすいでしょう。

月20GBの日本通信「合理的みんなのプラン」は他社の月10GBプランより安い!
最後に紹介するのが、格安SIMの老舗「日本通信」の合理的みんなのプランです。これはもともと“月10GBで月額1,390円”のプランでした。
これでも十分安かったのですが、実は24年9月末から料金据え置きでデータ通信量が2倍に増量されました。しかも、この料金には月70分無料通話か1回5分かけ放題まで含まれているんです。
つまり、日本通信の合理的みんなのプランなら、他社の月10GBプラン並の料金で、月20GBも利用できるというわけです。これはもう、異次元の安さですね!
●日本通信「料金・プラン」は→こちら

まとめ
いかがでしょうか? 今回は月5GB〜10GBの格安SIMプランを紹介しました。筆者のオススメは、月7GBで月額990円というHISモバイルです。
もし、月7GBでは不安だということなら、やはり、日本通信の「合理的みんなのプラン」がオススメ。月20GBで月額1,390円というのはブッチギリの安さですね。
何を隠そう、筆者の家族も日本通信を利用していますが、ドコモ回線ですし今のところとくに不具合はありません。
また、MNP乗り換えでスマホも新調するならIIJmioがオススメ。筆者も現在のスマホはIIJmioへのMNPでかなり安く入手できました。
IIJmioはユーザー数も多いので、都市部では時間帯によっては多少回線が混雑するときもありますが、そこまで気にするほどではないと思います。
これを機会に、アナタのスマホ料金を確認してみてください。格安SIMに乗り換えることでスマホの料金がグッと安くなるかもしれません。
※文中の価格はすべて税込です。
※この記事は2025年4月1日時点での内容です。今後プラン内容や料金が変更される可能性があります。
記事提供元:スマホライフPLUS
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