32歳・工藤遥加が悲願のツアー初優勝 史上2番目の遅咲きV「自分のつぼみを大切に育ててこられた」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<アクサレディス 最終組◇30日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6538ヤード・パー72>
首位と1打差からでた工藤遥加が、5バーディ・ノーボギ―の「67」で回り逆転V。32歳が悲願のツアー初優勝を決めた。
4番でバーディが先行すると、5番でも1つ伸ばし、この時点で首位を捕らえる。さらに、7番でもバーディを奪い単独首位に浮上。小祝さくら、河本結ら実力者も伸ばし、重圧のかかる中、終始安定したプレーを披露。後半も10番、18番でバーディと、首位の座を譲ることは無かった。
ホールアウト後は、仲間から優勝の祝福を受け、安堵の表情を見せた。優勝インタビューでは、「ビックカメラ女子ソフトボールの宇津木麗華さんに、『人は春咲く花、夏咲く花、秋咲く花、冬咲く花、いろいろだから自分はいつかなと楽しみしておくといいよ』と言ってもらえてから、自分のつぼみを大切に育て来られたと思います」と話した。
元プロ野球選手の工藤公康氏を父に持ち、2011年のプロテストに合格すると、これまで、23年には下部ツアーの「ツインフィールズレディーストーナメント」で勝利を収めてきた。プロ入り15年目での勝利は、ツアー史上2番目の長さとなる。
昨年は、シード権獲得(50位まで)には至らなかったが、メルセデスランキング61位。キャリアで最高額となる2409万4533円を稼いだ。今シーズンはQTランキング51位の資格で出場し、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」を27位タイで終えている。
ここまで、開幕戦から岩井千怜、吉田優利と米国女子ツアー参戦組が勝利を収めており、今シーズン“第1号”となる、国内ツアー参戦組の勝者となった。
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