「お店を継ぐのだけはだめ」吟が祖父の店を継ぐことに反対する母。そして母が持ち出してきたのは……『あらばしり』第8話

『あらばしり』

爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが登場する『あらばしり』（読売テレビ・日本テレビ系）が映像配信サービス「Lemino（レミノ）」にて独占配信された。訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していく全話芳醇ストーリーとなっている。

金蔵とのことを尋ねに母親に会いに行く吟

日本酒フェスに招待したが来なかった母親に会いに行く吟。幼い頃、なぜ母が祖父・金蔵の店に吟を連れて行かなくなったのか、2人の間にどんな確執があったのかを知るために母親の家を訪れた。「俺さ、やっとやりたいことが見つかったんだ。じいちゃんの店を継ぐ」と吟が切り出すと母はすかさずに「それは反対だからね」と店を継ぐことに反対の意を示した。

店を経営するのはそう甘くはないと言う母に、吟はそれを十分に承知したうえで金蔵の店を守りたいのだと伝える。吟が「俺がじいちゃんのところに行かなくなった理由、母ちゃん覚えてる？」と聞くと、母は「学校とかいろいろあったし、おじいちゃんも忙しかったから」とはぐらかそうとする。しかし、金蔵のノートを見ていた吟は「俺知ってるんだけど。母ちゃんがもう俺を連れて行かないって言ったこと」と母を問い詰める。

さらに、店を継ぐことに何故反対するのかと聞く吟。やっとやりたいことを見つけたとして吟は「紹介する日本酒で、皆が笑顔になるんだよ？そういう、人と人をつなぐ……」と説得しようとするが、母は「分かってるよそんなこと」と吟の言葉をさえぎり、「お店を継ぐのだけはだめ」と言う。そして席を立ち、引き出しから書類を持ち出してきて吟の前に広げる。そこには、「不動産売却価格ご提案書」と書かれており、母は「あの店、売りに出そうと思って」と金蔵の店を売却しようとしていると告げるのだった……。

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【制作・編集：All About編集部】