悩める吟の前に登場したのは、マッコリの擬人化。店が売却されてしまうかもしれないと打ち明けた吟に、彼は……?『あらばしり』第8話

『あらばしり』
爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが登場する『あらばしり』(読売テレビ・日本テレビ系)が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて独占配信された。訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していく全話芳醇ストーリーとなっている。
店が売却されてしまう事を知り悩む吟。そんな吟の前に現れたのは……
母が店を売却しようとしていることを知り、貯蔵庫で一人思い悩む吟。幼いころ、母と祖父・金蔵の間に何があったのか、母は何故祖父の店を継ぐことに反対なのか……………。そう考えていると、貯蔵庫の一カ所が光り、マッコリの擬人化が現れた。白スーツに身を包んだマッコリは、自分が呼び出されたということは何か理由があるのだろうと問い掛けてくる。
マッコリは「金蔵さんもね、誰にも打ち明けられないことがあると僕に愚痴をこぼしてました」と懐かしそうに語る。「一人で抱え込んで、『どうしたらいいの』って、まさに今の吟さんみたいにね」と言うマッコリに、「じいちゃんもそうだったんだ」と驚きを隠せない吟。マッコリは「話を聞かせてください。僕は聞くことしかできないですけど」と吟に話を促す。
そんなマッコリに母とのことを打ち明けた吟。これにマッコリは「雨の日は、マッコリとチヂミです」と言い、韓国では昔、雨で農作業ができない日はマッコリを飲んでチヂミをつまみながらのんびり過ごしていたと話す。そして、「いろいろ考えない、あるがままっていう話」と優しい笑顔を見せる。吟が「でも、ここがなくなったら日本酒たちが消えちゃうかもしれないんですよ」と言うと、マッコリは「止まない雨はないですから、雨が降った後は大地が潤い、そして天から降り注ぐ光であらゆるものが芽吹き始めます。だからきっと、何かいいことありますよ」と優しい表情で吟を見つめる。マッコリは「吟さんが出した答えは、日本酒たちも受け入れてくれますよ」とアドバイスを送るのだった。果たして、吟が出す答えとは……?
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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