稲盛科学研究機構フェローが決定、2025年度は「数学の深化と展開」から2名が選ばれた
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イチオシスト：イチオシ編集部 旬ニュース担当
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稲盛科学研究機構（InaRIS: Inamori Research Institute for Science）のフェローに、今年度は戸田幸伸氏と平岡裕章氏が選出されました。
概要
対象領域：数学の深化と展開選出者：戸田幸伸氏（東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構・教授）、平岡裕章氏（京都大学高等研究院・教授）
助成額：毎年1,000万円を10年間、総額1億円
詳細URL：https://www.inamori-f.or.jp/recipient/yukinobu-toda/ , https://www.inamori-f.or.jp/recipient/yasuaki-hiraoka/
フェローに選ばれた2名のプロフィールと研究内容
戸田幸伸氏は圏論的Donaldson-Thomas 理論を通じた新たな研究領域の開拓をテーマに、Donaldson-Thomas不変量とは複素3次元カラビヤウ多様体上の球面やドーナツ型の曲面などの幾何的対象を仮想的に数え上げる整数について探求します。一方、平岡裕章氏は種差表出原理を解明する数学的データ解析手法の開発をテーマに研究を行います。稲盛科学研究機構（InaRIS）フェローについて
稲盛科学研究機構（InaRIS）フェローシッププログラムは、基礎研究を長期に亘って力強く支援することで基礎科学の社会的意義が尊重される文化の醸成に貢献することを目指しています。今回選ばれたフェローは、2034年度までの10年間、研究費として毎年1,000万円を助成されます。また、InaRISはキャンパスや建物を持たないネットワーク型の研究機構で、稲盛財団はフェロー同士を繋ぎ、切磋琢磨できる場を提供します。まとめ
稲盛科学研究機構（InaRIS）のフェローに、戸田幸伸氏と平岡裕章氏の2名が選出されました。フェローは稲盛財団より1,000万円を10年間、総額1億円を助成されます。稲盛科学研究機構（InaRIS）は、基礎科学の社会的意義が尊重される文化の醸成に貢献することを目指しています。関連リンク
InaRIS運営委員： https://www.inamori-f.or.jp/inaris/committee2025年度InaRISフェロー選考委員： https://www.inamori-f.or.jp/inaris/2025selection
記事提供元：prenew 最新のニュース一覧
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