玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一が出演　竹野内豊主演「雪風 YUKIKAZE」

　史実に基づいたフィクションとして描く、竹野内豊主演の映画「雪風 YUKIKAZE」の劇場公開が2025年8月15日に決まり、キャストが追加発表された。玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一らが出演する。

　玉木宏が演じるのは駆逐艦「雪風」の頼れる先任伍長・早瀬幸平役、荒っぽい駆逐艦乗りたちの兄貴分として、熱くなると艦長にさえ物申すこともある役柄を演じる。「雪風」の若き水雷員・井上壮太役には奥平大兼。ミッドウェイ海戦で沈没した巡洋艦から海に投げ出され、「雪風」に命を救われた乗員の一人を演じる。先任伍長早瀬幸平の妹である早瀬サチ役を當真あみ、竹野内豊が演じる寺澤一利の妻・寺澤志津役を田中麗奈、大日本帝国海軍・第二艦隊司令長官の伊藤整一役を中井貴一が務める。

　さらに、石丸幹二、益岡徹、藤本隆宏、三浦誠己、山内圭哉、川口貴弘、中林大樹、田中美央の出演も発表された。

　「雪風 YUKIKAZE」は、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へとつながる激動の時代を背景に、懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を、壮大なスケールで描いた作品。タイトルとなっている「雪風」とは、太平洋戦争中に実在した一隻の駆逐艦（くちくかん）の名前で、太平洋戦争で主力だった甲型駆逐艦38隻のうち、激戦を生き抜いてほぼ無傷で終戦を迎えたのは「雪風」ただ一隻だった。敵の攻撃で海に投げ出された他艦の兵士たちを、時には敵味方に関係なく救い続けた「雪風」は、戦後は復員船として航海を繰り返し、外地に取り残された約13,000名を日本に送り返した。

【作品情報】
雪風 YUKIKAZE
2025年8月15日（金）全国公開
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント／バンダイナムコフィルムワークス
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