人気YouTuber、メジャーデビューしているバンドメンバーとの金銭トラブルで裁判へ
3月13日、旅系YouTuberの「EXIT JACK」(登録者数58万人)が「【借金】このトラブルについて進展があったのでご報告です。※これで最後です。」と題する動画を公開。メジャーデビューしているロックバンドのメンバーとの金銭トラブルの進展を報告しました。
「個人間での貸し借りはやめたほうがいい」
EXIT JACKは世界中を旅するYouTuberで、観光客が訪れない危険なスポットや夜遊びなどの攻めたコンテンツで人気を集めています。今年1月の動画で、EXIT JACKのマネージャー兼留学会社の経営者の太一が、メジャーデビューしているロックバンドのボーカルとの金銭トラブルを公表しました。
太一はその人物に150万円に貸したそうですが、相手は返済をせず、太一が催促しても20回も言い訳して先延ばしにしたとのこと。強く返済を求めてようやく90万円は返済されたものの、相手は弁護士を通じて残額の分割払いを提案してきたそう。太一は、状況から見てこの和解案を飲むしかない状況だと説明しつつ、視聴者にアドバイスを求めていました。
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前回の動画を投稿してすぐ、1カ月に渡って音信不通だった相手側の弁護士から連絡が来たとのこと。一括返済を求める太一と相手側との折り合いがつかなかったため、裁判で決着をつけることを提案されたそうです。
太一とマンぺーは、今回のような個人間での金銭やりとりの注意点について大明法律事務所の弁護士・石田直也氏に話を聞きに行きました。石田弁護士は、「お金を返さないことって犯罪じゃないんですよ」と話し、相手が騙す意図で借りていなければ金額に関係なく警察には相談できないと説明します。借用書があり、差し押さえ先も明らかな場合は弁護士をつけて裁判を起こすのが最善なのだとか。言い逃れを防ぐため、借用書や振り込み履歴などの証拠が必要であるほか、さらに相手の住所、身分証のコピー、勤務先などを押さえておくとより確実だということでした。
結論として「個人間でのお金の貸し借りっていうのは、基本的に全部やめたほうが良いと思います」と話す石田弁護士。個人にお金を借りる人は、何らかの理由で消費者金融や銀行から借りられない人であり、注意が必要だとしました。
裁判での決着?
太一によると、ボーカル本人からは一切連絡が来ないものの、自身の同級生であるギター担当からは連絡が来ていたとのこと。改めて謝罪を受けるとともに、バンド名だけは出さないでほしいと頼まれたと明かします。しかし前回の動画ではヒントをいつくか挙げていたため、マンぺーは「当たってる人もおっ…」と、視聴者のコメントの中に正解があることをほのめかします。相手のバンドはアニメの主題歌を手掛けた経歴もあるなど一定の知名度があり、現在もライブ活動をしているそうです。
お金を貸す際、ボーカルからは確定申告書をもらったと太一が明かすと、マンぺーは「借り慣れてるやん」とツッコミを入れます。メジャーデビューをしているバンドマンでも収入が厳しい音楽業界のなかで、そのボーカルは「一般のサラリーマンよりはもらってて」と、それなりの収入がある様子。しかし、実際は多方面から借金をしている人物として業界では有名だったらしく、太一のもとにはこの人物にお金を貸した人や、貸してほしい言われた人から連絡があったそうです。
今回はバンド名を明かさず、弁護士の先生を使って裁判するのが一番早いかなと
と、訴訟で解決する意向を示した太一。「これは完全にお金貸した僕が悪い」と反省の弁も述べると、マンぺーは「俺はそう思わんけどな。優しさやん?太一の」とフォローしました。
コメント欄では「お金返さない自分が悪いくせにバンド名出さないでほしいってなんやねん。太一くんは絶対悪くない!」「無事に回収できますように」など太一へのエールが寄せられています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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