ツアー発足時から“2倍以上”に 若手女子ゴルファー登竜門『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー』の賞金総額はいくら?
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(以下、マイネク)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。満25歳以下の選手が年間を通し、賞金をかけて争っている。昨年は14試合が行われ、7年目を迎える今年は16試合前後の開催を予定している。『賞金総額』をおさらいしよう。
現在、予定されている2日間競技は7試合で、賞金総額は各300万円(優勝賞金100万円)。8試合が予定されている1日競技は、それぞれ総額200万円(同50万円)となっている。そして最終戦「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル」は賞金総額1000万円で、優勝者は500万円を獲得。マイナビポイントランキング上位30人、シーズン中のツアー優勝者、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテスト合格者など、限られた選手しか出場できないフィールドで、その舞台を目標にする選手も多い。
今年は2日間競技の増加や賞金の増額など、選手たちの活動をサポートできる環境をさらに充実。それにより、賞金総額は4700万円になる見込みだ。同ツアーが発足した19年の総額2300万円と比較すると、2倍以上に増額している。
昨年は最終戦を含む年間2勝を挙げ、同年のプロテストに合格した平塚新夢が賞金ランキング1位を戴冠。過去最高額となる630万1388円を獲得し、149万8893円で2位の青木香奈子と480万円超の差をつけた。
昨年のプロテストではマイネク女王・青木、米下部ツアーの出場権も持つ山口すず夏、都玲華ら、過去最多の7人がプロテストに合格。ツアー最多の通算5勝を挙げ、現在はレギュラーツアーで活躍する政田夢乃やツアー1勝の天本ハルカなど、総勢24人のプロゴルファーを輩出している。賞金ランキングの行方はもちろん、ポイントランキング、賞金ランキング上位勢がツアーを卒業していく姿に注目したい。
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