実は、モバイルSuicaに1円単位でチャージする裏ワザがあった!【Android&iPhone】
Suicaへのチャージは500円、1,000円、2,000円といった単位でないとダメだと思っている人が多いと思います。でも実は、モバイルSuicaなら1円単位で細かくチャージする裏ワザもあるんですよ。そこで今回は、AndroidスマホとiPhoneの両方でどうすれば1円単位でチャージできるのか、その方法を紹介しましょう。
本来、モバイルSuicaアプリでは1円単位でのチャージはできないが……
JR東日本の交通系ICカード「Suica」には、大きく分けてカード型Suicaとスマホで利用できるモバイルSuicaの2種類があります。
カード型Suicaは駅の自動券売機などで、500円や1,000円、2,000円といった単位でしかチャージできませんし、モバイルSuicaでも「モバイルSuica」アプリでは、1円単位でチャージすることができませんよね。
実は、AndroidスマホのモバイルSuicaには「ちょうどチャージ」という機能があるので、残高が指定金額ちょうどになるようにチャージすることは可能ですが、iPhoneのSuicaアプリにはこの機能はありません(25年3月8日現在)。


もし、モバイルSuicaに1円単位で細かくチャージしたい場合は、Androidスマホなら「Googleウォレット」、iPhoneなら「Apple Pay(Walletアプリ)」を利用しましょう。
これで、モバイルSuicaに1円単位で細かくチャージすることが可能になるんですね。
●JR東日本公式サイト「Android 端末をご利用のお客さま/Google Pay」は→こちら
●JR東日本公式サイト「Apple PayのSuica」は→こちら
AndroidスマホはGoogleウォレットを使えば1円から1円単位でチャージ可能!
それでは、AndroidスマホのGoogleウォレットを使って、実際にモバイルSuicaに1円をチャージしてみましょう。
まず、Googleウォレットを起動したら、登録されているモバイルSuicaを選択します。次に、金額を入力するフォームで好きな金額を入力しましょう。当然、クレジットカードの登録が必要になりますが、1円だけでもチャージすることができました。
なお、Googleウォレットからチャージするには、モバイルSuicaがメインカードに設定されている必要があるので、事前に切り替えてからチャージしてください。
Androidスマホで1円をチャージする手順


iPhoneはApple Pay(Walletアプリ)を使えば1円から1円単位でチャージ可能!
iPhoneの場合は「Apple Pay(Walletアプリ)」を利用することで、Suicaアプリに1円単位でのチャージが可能となります。
まず、Walletアプリを起動したら、Suicaの「チャージ」をタップ。次に、好きな金額を入力して「追加する」をタップすればチャージ完了です。もちろん、1円でも問題なくチャージできました。
iPhoneで1円をチャージする手順

他社マネーアプリから1円単位でSuicaにチャージすることもできる!
モバイルSuicaでは、楽天ペイアプリ、Suitto、J-Coin Pay、FamiPayアプリといった他社マネーアプリからも、1円単位でチャージすることが可能です。
Androidスマホはこれらに加え、au PAYアプリやd払いアプリでもモバイルSuicaに1円単位でチャージすることが可能となっています。
ただし、GoogleウォレットやApple Payのように1円から1円単位でチャージできるわけではなく、アプリごとに1回当たりの最低チャージ金額や上限金額が決まっていますので、事前に確認しておきましょう。

■モバイルSuicaにチャージできる他社マネーアプリ
【楽天ペイアプリ】楽天カードや楽天ポイントから1,000円以上1円単位でチャージ可能
※貯まった楽天ポイントを楽天ペイアプリから、1円単位でSuicaへチャージ可能
※iPhoneは1回のチャージ上限が1万円
※Android/iPhone対応
【J-Coin Pay】500円から1円単位でチャージ可能
※1回のチャージ上限は1万円
※Android/iPhone対応
【Suitto】500円から1円単位でチャージ可能
※1回のチャージ上限は1万円
※Android/iPhone対応
【FamiPay】1,000円以上1円単位でチャージ可能
※1回のチャージ上限は1万円
※Android/iPhone対応
【au PAYアプリ】au PAY残高から1,000円以上1円単位でチャージ可能
※貯まったPontaポイントはau PAY残高を通じてSuicaへチャージ可能
※Android対応
【d払いアプリ】1,000円以上1円単位でチャージ
※貯まったdポイントはd払いアプリから、1円単位でSuicaへチャージ可能
※Android対応
●JR東日本「SF(電子マネー)/Suicaへのチャージ」は→こちら(Android)
●JR東日本「SF(電子マネー)/チャージ」は→こちら(iPhone)
貯まったJRE POINTは1ポイント単位でSuicaにチャージ可能!
「JRE POINT」のWebサイトにSuicaを登録している会員なら、モバイルSuicaの利用でJR東日本のポイント「JRE POINT」がたくさん貯まっていることでしょう。
このJRE POINTは、そのまま提携ショップでの買い物などでも利用できますが、1ポイント1円として、1ポイント単位でSuicaにチャージすることも可能となっています(1回の申請上限は1万ポイント)。
ただし、Suicaにチャージできるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは利用できません。また、Apple Watchを除くウェアラブルデバイスのSuicaにはチャージ申込みをすることができませんのでご注意ください。
●JRE POINT「登録したSuicaにチャージして使う」は→こちら

まとめ
いかがでしょうか? 今回はモバイルSuicaに1円単位でチャージする裏ワザをいくつか紹介しました。
通常のモバイルSuicaアプリでは500円、1,000円といった単位でしかチャージできないので、諦めていた人もいるでしょうが、実はAndroidスマホならGoogleウォレット、iPhoneならApple Pay(Walletアプリ)を利用することで、1円から1円単位でチャージすることが可能になるんですね。
また、他社マネーアプリでも500円~1,000円以上であれば1円単位でチャージできますし、貯まったJRE POINTも1ポイント単位でSuicaにチャージすることが可能ですので、ぜひ覚えておきましょう。
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。