水溜りボンド・カンタ×ヴァンビが語るYouTubeの未来 生き残るには専門化が必須?
3月9日、「水溜りボンド」(登録者数413万人)のカンタが、個人チャンネル「カンタの大冒険【人間】」(同162万人)を更新。ゲストに「ヴァンビ」(同213万人)が登場し、YouTubeの未来や、生き残るための戦略について語りました。
今後はますます専門化、事業化しないと生き残れない
カンタは、今月9日に公開された「ヴァンビがやってる受講料65万円のSNS大学が正直怪しいので素直にきいてみた。」の中で、「プロYouTuberのヴァンビ君にカンタをコンサルしてもらおうと思います!」として、ヴァンビと対談しました。
ヴァンビは、2023年に解散するまで「ゆん」(同111万人)とのコンビ「ヴァンゆん」として活動。その傍ら「スパイダーメーン」(同1880万人)としても活動を始め、2023年7月には、チャンネル開設から374日という日本最速記録で登録者数1000万人を達成しました。昨年には「HERO’ZZ UNIVERSITY.」というインフルエンサーを目指す人向けのオンラインスクールを開校しています。
YouTuber歴10年を超える2人は、これまでのキャリアを振り返りながら、YouTubeの変化について語りました。
カンタは今後について、「水溜りボンドっていうものは10年続いてきてるから。サザエさんじゃないけど、サザエさんが急にさ、戦う漫画になったら、ちょっとビックリしちゃうじゃん?」「実家みたいな安心感って言ってくれる人たちもいるから、正直そんなに攻める気はなないのよ」と語ります。
すると、ヴァンビはコンサルタントモードになったのか、表情を変えて「うんうん」と頷きつつ、今後のYouTubeで生き残っていくには、チャンネルの専門性を高めることが重要になってくると解説。「目的が何かで、それを達成するのにはどんなアカウントがいいのかっていうのが結構大事」だとし、すでに知名度がある水溜りボンドをさらに伸ばすには「チャンネルの“特化性”をどれだけ出せるか」が肝になると話しました。
カンタが「昔はさ、マルチYouTuberっていろんなことをやってたじゃん?もうそういう時代じゃなくなってきてるっていう?」と質問すると、ヴァンビは「そういう時代じゃないね」と断言。今後生き残るには専門化や事業化が肝になると語りました。
昔は、企画が面白ければ人が見にきてくれたんだよね
でも今、さまざまな専門チャンネルの特化が現れすぎて、マルチチャンネルだと全体的に弱い
専門性が求められる時代に
今後のYouTubeについて「『〇〇チャンネルだよね』って明確に言えるものが一つないと、今はすごく難しい時代になってきてる」と語ったヴァンビですが、水溜りボンドについては「好きなことを上げるチャンネルにしたいんだっていうのが目的であれば、全然今の形でも、なんかいいのかな」「だって、全然フォロワーを伸ばすの目的じゃないもんな」と、カンタの考えを尊重します。
これに対し、カンタは「ちゃんと真面目に答えてくれるじゃん」と驚きを見せます。その後も2人は、カンタの特技である編集を活かした映像制作や、オリジナルキャラクターの展開など、新しい方向性を模索しました。
この動画に、コメント欄では
最初うっすら胡散臭かったけど、コンサルのターンになったら急に的を射たことをしゃべり出したヴァンビさんにびっくりしてる
ヴァンビくんの先見性がすごい!!メンタル弱くても可能性を諦めない心が凄いなって思えた!
ヴァンビくんのことちょっと胡散臭い人だと思ってたけど熱くてちゃんと信念がある人だって分かってこの動画見て良かった!
など、2人のコラボに歓喜する声が上がっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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