児童の人間関係の悩みを子ども視点で解決 『自分の思いを言葉にする こどもアウトプット図鑑』刊行

『学びを結果に変えるアウトプット大全』がベストセラー(シリーズ累計100万部)になった精神科医・樺沢紫苑氏が、その小学生版となる児童書『自分の思いを言葉にする こどもアウトプット図鑑』を3月7日(金)、サンクチュアリ・パブリッシングから刊行する。
「どうすれば人気者になれる?」「お母さんの機嫌が悪いときはどうすればいい?」「ゲームの時間をのばすには?」など、小学生を実際に取材して集めた「学校や家で困っていること」に対して、精神科医2人が子どもの視点で解決プランを提案。82項目すべてに「アクションプラン」がついており、実際に行動に移すヒントを紹介している。小学1年生から自分で読めるよう、全漢字にふりがなを付けている。
厚生労働省と警察庁の発表によると、2024年に自殺した小中高生の数は過去最多の527人に上った。理由の上位は「学業不振」「人間関係の悩み」など。特に、さまざまな行動制限を受けたコロナ禍以降、社会の閉塞感や人間関係の悩みを抱える子どもが増えていることが指摘されている。『こどもアウトプット図鑑』には、子どもたちが楽しみながら「話す」「書く」「行動する」力を育み、自分の考えや気持ちをアウトプットできるようになり、周りの大人や友人に相談したり、周囲との関係を築いたりする力を身につけてほしいとの願いが込められている。
同書の出版記念講演会には、会場参加・動画参加合わせて500人以上の親子が参加。「アウトプットの練習」としてさまざまなワークも行った。参加者からは、「春から小学校に上がる娘が、『友達が少なくてもいいと知って安心した』と話してくれた」、「不登校の子が、講演会終了後に 『明日、学校行ってみようかな』と話してくれた」、「もうすぐ小学3年生の娘が『お父さんがだんだんうざくなってきた。どうしたらいい?』のページを凝視していてドキリとしてしまいました」、「何かと大人の制限を受けがちな子どもたちに、“自分には世界を変える力がある”と気づかせてくれる福音書のよう」などの感想が寄せられたという。A5判ソフトカバー、フルカラー、208ページ。税込み1650円。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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