iPhone 16eの影響で中古iPhone市場が活況? 販売シェア6割超、SEシリーズがトップ3独占!
中古iPhoneの売れ行きに驚くべき事態が起こっているようだ。インターネット通販、法人営業合わせて年間25万台の携帯端末を販売するニューズドテックの調査によると、2025年2月度の販売トップ3をiPhone SEが独占しているという。かつてないiPhone SEの快挙について、調査結果を詳しく見ていこう。
2025年2月度、中古iPhone販売数ランキング

統計データは、ニューズドテックが運営するECサイト「ニューズドフォン」(楽天市場、Yahoo!ショッピング、バックマーケット他含む全12サイト)による2025年2月1日~28日のオンライン販売の結果を集計したもので、端末はすべてSIMロック解除済み(SIMフリー)のものとなる。その調査によると、2025年2月度の中古iPhone販売数ランキングにおいて、1位がiPhone SE第2世代64GB、2位がiPhone SE第3世代64GB、3位がiPhone SE第3世代128GBという結果となり、トップ3をiPhone SEが独占し、トップ10の販売台数シェアの62%がSEシリーズという驚異的な数字となった。
ECサイト責任者の松崎剛士氏は「過去iPhone 8、iPhone 7が中古市場で人気を博していましたが、SEという単一機種でここまで急増し、6割を超えた機種はこれまでにない。特にiPhone SE第3世代においては、iPhone 16e発表後に急激に伸びている」と語っている。また、「3月に入ってもまだ衰える様子はない。トップシェアは当分iPhone SE、特にiPhone SE第3世代が盛り上げそうだ」ともコメントし、この先もiPhone SEの販売はまだ伸びていきそうだ。
トップ10にSEシリーズの4種がランク入り

ちなみにトップ3以降は、4位iPhone 8 64GB、5位iPhone 13 128GB、6位iPhone 7 32GB、7位iPhone 12 64GB、8位iPhone 12 128GB、9位iPhone 11 128GB、10位iPhone SE第2世代128GBという結果であった。先月の順位を見てみると、1位のiPhoneSE第2世代64GBは先月も同様に1位であったが、2位のiPhoneSE第2世代64GBと3位のiPhoneSE第3世代128GBは、それぞれ5位と7位からの大躍進となる。
iPhone SEがそれほど支持を得るのは、どのような理由からなのだろうか。まず、第2世代においては、価格の安さも選ばれる理由の1つだろう。また、コンパクトなサイズ感、そして近年発売されたiPhoneのラインナップの中では唯一、ホームボタンがあるのも特徴である。指紋認証でロック解除できるため、マスクを使用していたり暗い場所だったりしても、ロック解除にストレスがないのも理由の1つかもしれない。サイズ感、価格、使いやすさのバランスがとれたiPhone SEの売上動向からは、今後も目が離せなさそうだ。
出典:【株式会社ニューズドテック】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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