櫻井心那の14本が大変身！　1Wは『GT2』、FWは『GT2』、UTは『Qi35 MAX』、アイアンは『ZXi7』、ウェッジは『SM10』を使う理由は何？

3月4日、沖縄県で女子ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスの練習ラウンドが開催。面白いギアを発見したので、詳細をレポートしたい。

ドライバーは『GT2』（9度）に『ディアマナ GT 60S』を使用している。なぜドライバーを替えたのだろうか？

「曲がらないのが良かったかなと。他も試しましたが、初速も速いかな？　『GT3』も打ちましたが、『GT2』は顔が良かったですね。『GT1』は顔が大きいですかね。数値は分からないけど、距離は10ヤードくらい伸びていると思いますね。右に滑る球がなくなったのが、一番いいですね。抑える球も打てるようになりました。シャフトの『ディアマナ BT 60S』は、叩けるのがいいですね」

FWは『GT2』を投入。「球が上がるので、すごく使いやすいですね」と惚れ込んでいる様子だ。4Uは『Qi35 MAX』を投入。これだけ重心深度の深いモデルであり、弾道高さを確保したい意図が見て取れる。

アイアンは『スリクソン ZXi7』をそのまま使用。アイアンについては以前、次のように語っている。「顔が良くて打感も柔らかくて、すぐに替えました。結構シュッとしている顔が好きなので、スッキリして構えやすいですね。グースネックも入ってなくていい。ソールの抜けはいいですね」。5番だけ兄弟モデルで、低重心の『スリクソン ZXi5』を投入している。

ウェッジは『SM10』に変更した理由は何だろうか？　「気に入って使っています。理由は打ちやすかったからですね。難しいことは分からないです（笑）」。ボールは以前と同じで、Z-STARシリーズ最大のアイアンスピン性能を実現した『スリクソン Z-STAR◆』を変わらずに使用している。

クラブを大きく変更した櫻井。昨年は勝利を挙げられなかったが、2023年以来の勝利を挙げられるのか注目したいところだ。

【櫻井心那のクラブセッティング】
1W：GT2（9度／ディアマナ GT 60S）
3・5W：GT2（15・18度／24 ベンタスブルー 6S）
4U：Qi35 MAX（23度／テンセイ1K 80HY S）
5I：スリクソン ZXi5（N.S.PRO 950GH neo S）
6I～PW：スリクソン ZXi7（N.S.PRO 950GH neo S）
46・52・58度：SM10（N.S.PRO 950GH neo S）
PT：TPコレクション ジュノTB1
BALL：スリクソン Z-STAR◆

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