『ELYTE ◆◆◆』3兄弟がお目見え! 開幕戦で実戦投入の河本結「ツアードローで飛距離が20ヤード伸びた」
4日、沖縄県で女子ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスの練習ラウンドが行われた。面白いギアを発見したので、詳細をレポートしたい。
ツアー現場で、新たにお目見えされたのは、キャロウェイの『ELYTE ◆◆◆』3兄弟の新ドライバー。『ELYTE ◆◆◆TD(ツアードロー)』、『ELYTE ◆◆◆MAX』『ELYTE ◆◆◆T(ツアー)』の3モデルで、それぞれ特徴が異なる。
「元々『ELYTE ◆◆◆』は洋ナシ顔でロースピンのモデル。ほとんどがの契約プロが使っていますが、もう少しやさしく打てるバージョンですね。少しスピンが入るとか、つかまりがいいとか少しずつ違います。『TD(ツアードロー)』は、通常の『◆◆◆』に近いもの。でそれよりも少しスピンが入って、ドローが打ちやすいモデルです。それで『ツアードロー』と呼びます。通常モデルは低スピンでわりと右に出やすい場合もあり、しっかり打たないといけない。そこがアマチュアに難しい部分があり、そのニーズに応えたものです」(キャロウェイゴルフ広報)
『ELYTE ◆◆◆MAX』は洋ナシ顔で体積を460㎝3に大きくしたもの。通常モデルは体積450㎝3だという。ヘッドを大きくして寛容性を高めたことで、ミスヒットに強いモデルとなっている。
「『ELYTE ◆◆◆T(ツアー)』は、洋ナシ顔で体積450㎝3ですが、ウェイトを後ろに持ってきたんです。重心を深くしてスピンが入るようになり、やさしくなったものですね。一番やさしいタイプで、その次にやさしいのは、『ELYTE ◆◆◆MAX』です。その次が、『ELYTE ◆◆◆TD』、通常の『ELYTE ◆◆◆』が続きます。発売時期はまだ未定です」(キャロウェイゴルフ広報)
同社契約の河本結は『ELYTE ◆◆◆TD』を使用している。
「もともと『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆MAX』を使っていて、前作はスピン量が多くて、新作に替えました。スピン量が減ったから変えたんです。今はだいたい1900~2000回転くらいになっていますね。自分の練習での努力もありますがが、去年は230ヤードだったんですけど、今は250ヤードくらい飛びますね。とにかく飛距離が伸びて変えました。今も持ち球はフェード。初速が速くて、スピンが少なくランが多い。球が強くて気に入っていますね」
浅重心で操作性の高い『ELYTE ◆◆◆』を使いたいけど、もう少しやさしいモデルを打ってみたいという人、この3兄弟が新たに発売されるまでしばしお待ちくだされ。
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