ジャンボが監修した往年の名器たち! J'sメタルドライバー、チタンマッスルアイアン、P/S……
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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世界中のツアー通算113勝(うち日本ツアー94勝)、賞金王12回、年間最多8勝など一時代を築くとともに、日本ゴルフをけん引した不世出の天才ゴルファー・ジャンボ尾崎。2月28日発売のアルバ本誌911号では、ジャンボ尾崎の使用したクラブを徹底取材。その一部を紹介しよう。
ドライバーがパーシモンからメタルに変化した1987年、ジャンボはテーラーメイドの『ツアー・プリファード』を使い、圧倒的な飛びを見せた。その後自ら監修した、日本版メタルウッドの父ともいうべき『J‘sメタル』を監修し、ゴルフ界を席巻した。さらにパワーアップさせた『J‘sワールドステージ』を使用して勝利を重ね、多くのプロも使用するヒット作ともなっている。
アイアンは、マグレガーなど”外ブラモデル”を使っていたが、オリジナルの開発も手掛けた。『ジャンボMTNⅢ』や『J‘sチタンマッスル』などやさしさと打感を兼ね備えた名器の誕生に関わった。軟鉄鍛造ヘッドのキャビティ部分に、比重が軽い純チタンを装着するなど、今のモデルに通ずるクラブを作り上げている。
また、ジャンボはP/S(ピッチング・サンド)の生みの親としても知られる。P/SはPWとSWの飛距離差を埋めるために考案。PW130ヤード、SW90ヤード。その間の距離を埋めるために、ジャンボが考案したのがP/Sだった。現在のAWの原型となっている。メッキをはがして打感を柔らかくする手法も彼の知恵だった。
スイングだけでなくクラブでも時代を先取ったジャンボ。彼が使いゴルフ界を席巻した名器は、今でもゴルファーに語り継がれている。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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