5年前の競演再び 小祝さくらは“シブコ”との初日同組に「なるんじゃないかなと思っていた」
<北海道meijiカップ 事前情報◇31日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>
小祝さくらは、日本ツアー今季初戦を迎える渋野日向子と吉本ひかると同組で回ることが決まった。このグルーピングに小祝は「なるんじゃないかな、となんとなく思っていました。楽しみですし、久々に回るのでうれしいです」と声を弾ませた。
渋野は2019年大会以来、2度目の出場だが、前回は「AIG全英女子オープン」を制しての“凱旋”だった。そのときに初日を一緒にプレーしたのが小祝と成田美寿々。北海道の地でふたりは再び競演し、吉本を加えての黄金世代組が実現した。
スポンサー契約を結ぶ明治が冠の今大会で、地元2勝目も期待されるなか、そのプレッシャーについては「今年はシブコに応援が行くと思うので(笑)」とおっとりとした“小祝節”とともに笑った。「自分はいつも通りやるだけかな」とサラリと意気込む。
昨年は首位と2打差の4位で最終日を迎え、伸ばす鈴木愛に追いつくことができず3位タイで終えた。昨年は北海道で行われた4大会で優勝、2度のトップ3入りと、強さを印象付けた。「去年(meijiカップで)上位に入れたのはうれしかった。去年の北海道での試合は良かったので、それを自信にして、今年もいい感じでいけたらいいなと思います」と地元2勝目を目指していく。
3週間後には海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)が控えている。同週の国内女子ツアー「ニトリレディス」には出場できないことから、今大会が今年の北海道ラストマッチになる。「最後の北海道。いい結果で終われるように頑張りたい」。地元の声援から力をもらい、セントアンドリュースに向けて弾みをつけていきたい。(文・笠井あかり)
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