暗躍を続ける関水渚“クロミ”が「裏にいた害虫」の存在を口に<家政婦クロミは腐った家族を許さない>

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第6話より
関水渚主演によるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜深夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第6話が2月14日に放送。千翠(阿久津仁愛)との対立が続く中、クロミ(関水)が新たな“害虫駆除”を行った。(以下、ネタバレを含みます)
最恐家政婦が“理想の家族”を追求するファミリー・パニックホラー
きづきあきら+サトウナンキの同名漫画を原作にした同ドラマ。“理想の家族”を追い求め、そのためには常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミの姿を描くファミリー・パニックホラー。
クロミが従事する灰原家の中で、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠役は藤原紀香、その夫・蒼太役は高橋光臣。さらに、長男・千翠役を阿久津、長女・緋莉役を大熊杏優が務める。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第6話より
千翠には嫌味たっぷりのクロミ
前回、千翠がいじめていた同級生の藍川護(吉澤要人/原因は自分にある。)が自ら命を絶ってしまったが、「死ぬって最高のエンタメじゃん」と高笑い。そんな歪んだ価値観を持つ千翠に対して、クロミは宣戦布告した。
第6話冒頭、緋莉にマフラーをプレゼントして、「防寒には首元を冷やさないようにすることが肝心です」と優しく接するクロミ。一方、「過保護な家政婦だな」と悪態をつく千翠に対しては、「千翠さまは寝首をかかれないように、お気を付けくださいませ」と嫌味たっぷり。
家族がそろう夕食の席に顔を出さない千翠のことを緋莉は心配するが、クロミは「千翠さまのことは、全てクロミにお任せください」と笑った。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第6話より
クロミが家政婦になった理由を明かす
ある日、護の母・桐枝(福田温子)が灰原家を訪問。桐枝は「アイカワを殺したのは灰原チアキだ」という手紙が届いたと話し、翠は信じられない思いで動揺。クロミは千翠が不在のため、事実確認が今はできないからと一度帰るように促す。
桐枝を送り出そうとあいさつするクロミに、「家政婦さんだけね、ちゃんとお悔みを言ってくれたの。どうかしてる、ここの家族」と言う桐枝。そのころ、家の中では翠と蒼太が口論しており、血のつながらない千翠をよく思っていなかった蒼太は「やっぱり、あの父親の血が入っているから」と口にする。
2人の姿を見て、悲しそうな表情を浮かべる緋莉。クロミは緋莉を散歩に連れ出し、「今まで働いてきた家でも、こんなことあったりした?」と聞く緋莉に、「たくさんありましたよ。夫婦はもともと他人ですから。でも、必ず家族の絆が生まれるはずです。私は信じています」と答える。
そんな緋莉との会話の続きで、クロミがかつて自分の家にいた家政婦に憧れて、自身も家政婦になったことが明らかに。その家政婦の名前を尋ねる緋莉だが、クロミは言いよどむ感じの後に「忘れました」と答えるなど、ヒヤッとする冷たいものを感じる瞬間だった。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第6話より
クロミが狙いを向けたのは護の父
後日、桐枝が護の父・健吾(テイ龍進)を伴って再び灰原家へ。健吾は暗に金を要求してくるが、クロミは自分が目指す“理想の家族”のため、千翠が護の死の原因ではないとかばう。
そして、今後もゆすり続けてきそうな健吾に狙いを向けるクロミ。実は健吾はDV夫で、苦しめられてきた桐枝に対して、クロミは「お望みであれば自由になる方法をお教えしますよ」と耳打ち。その後、健吾は謎の死を遂げてしまう。
千翠が護を疎ましく思うようになったきっかけは、護が両親との仲の良さを語ったことだったが、それは護のうそだったと判明。物語は切なさを帯び、“理想の家族”とは何なのかも考えさせられる展開に。
また、クロミの過去も気になる中、“害虫駆除”を続けるクロミがラストで話した「ようやく裏にいた害虫が顔を出して」というのは、翠の元夫で、千翠の実父のこと。千翠が恋しく思う一方で、蒼太が「あの父親の血が入っている」と口走った人物とは、どのような“害虫”なのだろうか。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第6話より
記事提供元:Lemino ニュース
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