尾関彩美悠の14本を直撃取材‼ なぜ6Iでなく6Uを入れる? 6Uはアプローチに使う? パターは珍しい『ベティナルディ』!
今季こそツアー2勝目を飾りたい尾関彩美悠。彼女のセッティングの詳細について本人に直撃取材した。
ドライバーは『スリクソン ZXi TR』(8度)に『Diamana DF 50SR』シャフトを採用。どこを気に入っているのか?
「『TR』ヘッドのが顔がすごく好きなんです。それに、球が強くて、操作性がしやすいのもいいですね。私の持ち球のドローの弾道で飛んでくれます」
UTは4本投入。3・4・5・6Uに『スリクソン ZX Mk II』(19・22・25・28度)に『Diamana Thump 90S』を採用している。なぜ6番アイアンを抜いて6Uまで入れているのだろうか?
「アイアンよりも球が上がるし、やさしいですね。深いラフに入るときにも6Uだと球が上がるので、使っています。春先はグリーンの芝がライが悪い時が多いので、そういうときにアプローチの代わりにも打てますね。一番使うクラブだと思います」
アイアンは7I~PWに『 スリクソン ZXi5』ヘッドに『Diamana Thump 85S』を採用。新モデルのどこを気に入って採用したのか?
「球の食いつきがいいんです。それにスピンもかかありますね。あと、風に強くて強い球が打てる点も気にっています。フォローでも風に流されずにグリーンに止まる球が打てますね」
50・56度には『クリーブランド RTZ TOUR RACK』に『Diamana Thump 85R』を採用。「新ウェッジはデザインもヘッドも変わりました。構えた時に構えやすいのが気に入っている点です。ロフト56度でも、高いグリーンのときに球が上がるし、スピンもかけられます。全然56度でも問題なく、ロブショットも打てるので使っていますね」。
パターは女子プロに珍しい『ベティナルディ Queen B QB15』を愛用。どこがいいのだろうか?
「高速グリーンでも真っすぐ強い球が打てるので、ライに惑わされないのがいいですね。昔から使ってみたいと思っていたんです。打感は金属で硬いが、でも樹脂っぽいボールの出方をします。今まで打ったことがない打感で、打感もコロがりもすごく良かったんです」。
昨年は2勝目を飾れなかったが、やさしさを追求したセッティングで尾関が2勝目を飾れるのかに注目したい。
【尾関彩美悠のクラブセッティング】
1W: スリクソン ZXi TR(8度/Diamana DF 50SR)
3・5W:スリクソン ZXi(15・18度/Diamana DF 50S)
3・4・5・6U:スリクソン ZX Mk II(19・22・25・28度/Diamana Thump 90S)
7I~PW: スリクソン ZXi5(Diamana Thump 85S)
50・56度:クリーブランド RTZ TOUR RACK(Diamana Thump 85R)
PT:ベティナルディ Queen B QB15
BALL:スリクソン Z-STAR XV
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川崎の14本のセッティングを分析。関連記事【24年シーズン3勝・川崎春花の14本を分析! なぜ1WもUTもアイアンも古いモデルを使うのか?】を読めば、強さの秘密がわかります。
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