納屋に閉じ込められてしまったアリスと晴海、携帯も置いてきてしまい助けも呼べず……『アリスさんちの囲炉裏端』第3話
10年ぶりに東京から地元に帰ってきて囲炉裏のある古民家にひとりで暮らすアリスと、久しぶりの再会にドキドキしていた男子高校生の晴海。年の差がある幼馴染のふたりの癒やしのグルメドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
吊し鍋と干し野菜で作る特製豚汁が冷えた2人の体を温める
なんとか納屋の片付けが終わった水瀬アリスと森山晴海。しかし納屋の建て付けが悪く、なんと扉が開かなくなってしまった。スマホも忘れてしまった2人は、畑仕事に行った晴信の帰りを納屋で待つことに。2人は暖が取れそうなものを荷物の山から探すと、毛布を1つだけ発見。お互いに譲り合うが、アリスが「もう!言うこと聞きなさい!」と半ば強引に晴海に毛布を押し付けた。1人毛布に包まる晴海は「寒いよね」と尋ねるが、「いや?全然」と強がる素振りを見せるアリス。続けて「こういう時は大人の言うことを聞くもんだよ」と話すアリスに晴海は毛布を持ちながら抱き寄せ、2人で1つの毛布で暖をとることに。突然のことに驚きを隠せないアリスと、自分から行動したものの挙動不審になる晴海。お互いドキドキしながら毛布に包まっていると、帰ってきた晴信が外から扉を開けてくれ、無事に納屋から脱出することができた。
晴海はアリスの家に向かい、肌寒い今日は豚汁を作ることに。アリスは朝のうちに干しておいた野菜を回収し、囲炉裏に火をつけ吊し鍋を置いた。豚肉を油が出るまで焼き、野菜を投入して油と馴染ませるように混ぜ、だし汁を入れて蓋をする。しばらくして蓋を開けると白い湯気が立ち上がり、味噌を丁寧に溶くアリスと美味しそうな香りについため息が漏れる晴海。完成した豚汁は冷えた体を温めてくれ、「やっぱり寒かった?」とからかう晴海にアリスは「そりゃそうだよ」と言い返し、続けて「まさか納屋に閉じ込められるなんて……でも晴海くんにされたことの方がビックリしたけどね」とやり返すと晴海は盛大にむせ込み「あれは緊急事態だったから!」としどろもどろに言い訳を並べた。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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