ヒカル、上場方針を撤回し“無双モード”突入 「僕は攻めます」
「ヒカル」(登録者数492万人)が25日にYouTubeを更新し、上場を目指す方針を撤回すると表明しました。
ビジネスパートナーからの苦言を無視
昨年3月に公開した動画で、自身が経営する株式会社ReZARDの上場を目指すと宣言していたヒカル。今月16日にチャンネルの方向転換を発表し、視聴者の満足度が下がっていることに触れ、今後は動画のストックを持たずにリアルタイム性を重視する「原点回帰」を宣言しました。そして早速21日には、性風俗サービスを“はしご”するという攻めた企画を敢行。23日には“財務省解体デモ”を取り上げ、視聴者から高評価を集めています。
一方、ビジネスパートナーの入江巨之氏は、上場を目指すうえでこうした姿勢がマイナスになると考えているようで、性風俗の動画を投稿した際、ヒカルに「コンプライアンスを少しは意識しないとスポンサーさんもいる中でこの行動はあり得ないです。攻めすぎてて今後が怖すぎます」と苦言を呈しました。しかし、ヒカルは入江氏からのメッセージをSNSに晒したうえで、「無視してこのまま突き進みます」と宣言していました。
関連記事
・ヒカル、ReZARDの上場目指すと宣言 10億円でホテルを購入したことも報告
・ヒカル、YouTubeの方針を大幅変更 視聴者の「満足度が下がってる」
・ヒカルが“風俗はしご企画”を敢行 共同経営者の「攻めすぎてて怖すぎます」との苦言も無視 「このまま突き進みます」
・ヒカル、マスメディアが報じない“財務省解体デモ”に言及 「影響力を持った僕が代弁者に」
上場方針を撤回
今回の動画にヒカルは入江氏と、同じくビジネスパートナーである高橋将一氏の3人で出演。上場を「やめます」「単刀直入に言うと、上場を目指さないです」と報告しました。ヒカルは「YouTuberヒカル」と「経営者ヒカル」の2択で前者を取ったといい、これは自身の意志でもあり、「根本YouTubeが全て」だからだと理由を語りました。
ヒカルによると、上場にはさまざまなコンプライアンス面での制約があるとのこと。「エロ系」「政治系」といった企画ができないなど、窮屈さを感じていたといいます。上場を目指す間、会社の売上は伸び、YouTubeも悪くない成績だったようですが、改革を考えた際、上場を目指すことに「違和感」が生じたのだとか。
入江氏は「動画」と「上場」が相反する性質のものだと説明。リアルタイム性を重視すると、動画のチェックができなくなるため、ヒカルから方針転換を聞いた際には「もう無理だなと思いましたね」と打ち明けます。ReZARDは「YouTubeで日本一になりたい」というヒカルの思いがあっての会社だとし、ヒカルの決断には反対しないと語りました。
上場のメリットは社会的な信用が得られる点だとする3人ですが、すでに資金調達にも困らないレベルになっており、現時点でメリットはそれほどない様子。ヒカルは上場せずとも「大きくなれる感覚」があるといい、「経営だけすごい人」が世の中に数多くいる一方で、「ここまでガッツリ経営者とインフルエンサーが組んでいる」のは自身が唯一であり、そこに価値があるとして「この体制でどこまで行けるかを試していこう」と話しました。
高橋氏は、「孫正義と松本人志」の両方を1人で目指すという目標を捨てないでほしいと伝えます。するとヒカルは「それは捨てないです」「全てにおいて一番になりたいんで、影響力っていう点においても一番になりたいし、会社という面でもまだまだ大きくしたいっていうふうに思ってるんで」と答えました。
そんなヒカルは、企業としての目標を「ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上で未上場の会社)」とすると宣言しました。入江氏は「俺はやりますよ」と前のめりの姿勢を見せ、ヒカルも「やってもらわないとクビですよ」と応じていました。
ヒカルチャンネル、無双モード入ります
方針転換後の「今が一番僕も面白いんですよ」と語るヒカルは、視聴者との一体感も覚えているとのこと。「まだまだこれは行けるっていう感覚があるので止まりたくないんですよね」「今のほうが絶対にファンもつくし、影響力もつくし、全てにおいて上がってる感じ」と熱弁し、「僕は攻めます」と宣言します。
実は、財務省デモを扱うよう提案したという入江氏は、ヒカルは社会的な問題に切り込むことを求められていると説きます。
ヒカルは「僕はやれるだけやりますよ。この影響力を使って、縦横無尽にこのYouTubeの世界で暴れまくろうと思ってるんで」とコメント。ホリエモンや青汁王子が過去に逮捕された事例を踏まえ、「そういう火の粉が自分に降りかかる可能性があるかもしれない」「それはそれで覚悟決まってます」と語ります。そのうえで「理不尽なことで1年間刑務所入れられたら、俺それで英雄になったろと思ってるんですよ」「俺のことを捕まえたら怪物生むから気をつけろってことを俺は国に伝えたい」と強調しました。
とはいえ、危ないことをやる気はないというヒカル。自身のチャンネルは「問題提起をする場」にするつもりだといい、「まず知ろうよっていう、その第1歩のお手伝いをしていきたい」と語りました。
ヒカルは上場を期待していたファンに謝罪を述べ、「それ以上に面白い世界を見せますよ」と約束。このチャンネルが「どんな完結を迎えるのか、何十年後の話だと思いますけどね、一緒に見届けてほしい」と呼びかけ、最後には「ヒカルチャンネル、無双モード入ります」と宣言していました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。