登録者142万人 フィットネス系YouTuberズボラストレッチ、動画の撮影をやめると発表
2月24日、フィットネス系YouTuber「ズボラストレッチ」(登録者数142万人)が「ストレッチ撮影やめることにしました」と題した動画を投稿しました。
新規のストレッチ動画撮影をやめると発表
ズボラストレッチの深井は、簡単で誰でも続けられるストレッチを紹介しているYouTuberで、『ヒルナンデス』(日本テレビ系)や『マツコの知らない世界』(TBS系)などテレビに何度も出演。昨年には書籍も出版しています。
今年の3月1日で活動開始から5年半を迎えるズボラストレッチ。深井は、ファンに感謝を伝えるとともに、5年半の節目を機に「YouTubeのストレッチ撮影を辞めることにしました」と報告しました。
深井は、ストレッチ専門店に勤めていたとき、「小遣い1万円を抜けだすこと」を目標に副業としてYouTube活動を始めたそう。活動開始から4カ月後に投稿した「【太もも痩せチャレンジ】脚やせ!内もも痩せ 外もも痩せ 前もも痩せ 裏もも痩せ ヒップアップ」という動画が大反響を呼び、登録者数が急増したことで活動を継続できたといいます。
一方で、大変なことや葛藤する場面も多かったのだとか。その中で群を抜いて大変だったのは、自宅での動画撮影だと打ち明けます。1本の動画を作るにあたって、家具を退かすなどの撮影場所の確保、企画立案、台本制作、ストレッチの種目決めや順番決めなど多くの事前準備が必要で、さらに撮影中は生活音が入らないよう、妻や子どもたちに外出をしてもらうことも数えきれないほどあったそうです。
また自身はストレッチが好きではなく、楽しいとも思わないため「疲れてしまった」と告白。これら2つの理由から、動画の撮影を辞める決断に至ったと説明します。深井は、それでも5年半にわたり活動を続けてこられたのは視聴者からの声があったおかげだとして、改めて感謝を伝えました。
撮影は辞めるものの、視聴者に動画を有効活用してほしいとの思いから、今後はこれまでに投稿した800本以上の過去動画から再編集した動画を毎日プレミア公開するとのこと。最も再生回数の多い時間帯を選び、来月1日から毎日20:15~23:30頃を目安として3時間のストレッチ動画を投稿するそうです。
3時間にするのは、それだけの長時間ストレッチをするのを勧めているわけではなく、あくまでも気軽に始めていつでも終わることができるようにするためなのだとか。深井はズボラストレッチの目的は習慣化だとして、「週に1回でも習慣化」をモットーに気楽に参加してほしいと呼びかけました。また、来月1日以降も告知がある場合はこれまで通り投稿するとしています。
再生回数は全盛期から9割減
ズボラストレッチは2019年に活動を開始。コロナ禍の外出自粛を追い風に、2020年11月にチャンネル登録者50万人、2021年7月に100万人を達成しました。しかし2023年8月に登録者146万人を達成した後は頭打ちとなり、現在は142万人まで減少しています。
再生回数のほうは、2021年6月~9月には毎月1000万再生以上を記録していたのが、それ以後は徐々に減少。2025年1月は約80万回と、全盛期から9割以上低下してしまっています。YouTubeの広告収益も、これに比例して大幅に低下しているものと考えられます。
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記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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