口移しで飲み物や生卵を…!?令和ではあり得ない?【昭和男子のモテ技】
「じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。2月20日(木)の放送では「夜の昭和の常識は…令和の非常識!」をお届け!
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昭和のデートの定番と言えば、マイカーでのドライブデート。夢のマイカーを手にした男子は、狙っている女性を自宅まで送迎するのが当たり前だった。
1980~90年代には“カーナンパ”と言われる、車を使ったナンパをするのが若い男女の間で大流行。ナンパ待ちで並んでいる女性の車の列の横を男性の車が徐行しながらナンパ。意気投合したら2台連なってホテルに向かうことも。雑誌では「カーナンパスポット」の特集が組まれるほどだった。
しかし、乗っている車のグレードで判断されることもしばしば。高級車やヤン車(ヤンキーが乗る車)じゃないと相手にされなかったことも多かったという。
昭和世代の間では、運転席側から助手席を倒せるホンダ「プレリュード」、高級車さながらのエレガントさが人気だった日産「シルビア」やトヨタ「ソアラ」がモテ車として大流行したことも。
車がなければ相手にされなかった昭和の恋愛で、男性がこぞって練習したのが、助手席に手を回して片手ハンドルで行うバック駐車、通称「モテバック」。女性をときめかせるスマートな車庫入れしぐさとして話題に。ちなみに、令和世代はカッコ良さよりも安全面を重視しているそう(笑)。
そして、ドライブデートで必須だったのが自身で編集したオリジナルテープで、お気に入りの曲をダビングしてマイベストを作成し、好きな子とのドライブデートで流していた。
当時のダビングは一部で倍速機能もあったが、もともとのテープと同じ時間がかかるのが当たり前。こだわって1日中ダビングに費やしてしまうことも。
また、昭和男子がモテようとこぞって愛用していたのが、「ムスクの香り」。ムスクは、オスのジャコウジカから抽出した動物性香料で、メスを惹き付ける媚薬的効果があることから、昭和男子の間では香水として人気に。しかし、ムスク製造のためにジャコウジカが乱獲されてしまい、販売禁止になってしまった。現在は、合成香料で作られたホワイトムスクが販売されている。
昭和男子がモテるために熟読していたのが、雑誌の「POPEYE」。現在も令和のおしゃれ男子が愛読しているが、ひと昔前は男女の駆け引きの記事が多く、恋愛の教科書として大流行していた。
同様に昭和世代に恋愛マニュアルとして人気だったのが、1979年に創刊した「ホットドッグ・プレス」。モテるための教えが数多く記載されており、男子はみんなデート前に熟読していたそう。
教えの中には「キスの前に女性の髪を撫でる」というのがあり、女性の興奮度が高まると信じて実践した男子も。また、「口移しで飲み物を飲ませる男がモテる」といったように、キスの重要性が高まっていた時代では、映画「ナインハーフ」に出てきた氷で女性の唇を刺激するシーンや、映画「タンポポ」での生卵を口移しするシーンなどが話題に。感銘を受けた男子は、隙あらば実践を試みたという。
記事提供元:テレ東プラス
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