クリスマス・イブに復讐を決意 幼い息子を亡くし、声を失った男 「サイレントナイト」予告
2025年4月11日より劇場公開される、ジョン・ウー監督最新作「サイレントナイト」の、予告編が公開された。
映像は、ギャング同士の抗争に巻き込まれて幼い息子を亡くし、自らの声すらも失った男が、12月24日のクリスマス・イブの日に“全員殺す”と復讐を決意し、鍛錬に励むシーンから始まる。ベートーヴェンの「歓喜の歌」とともに男の復讐劇が幕を明け、車は宙を舞い、容赦ない人体破壊描写が炸裂(さくれつ)。燃え盛る炎、飛び交う銃弾、壮絶なカーチェイスと、アクションシーンがノンストップで展開することが描き出されている。
「サイレントナイト」は、声を失った男の復讐劇。幸せな1日になるはずだったクリスマス・イブの日。ギャング同士の銃撃戦に巻き込まれた男は、目の前で愛する我が子の命を奪われる。自らも重症を負った男は、なんとか一命をとりとめたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声すらも失ってしまう。声なき男の悲しみはやがて憎悪へと変わり、悪党どもへの復讐を決意する。ギャング壊滅の日は次の12月24日。聖なる夜に壮絶な復讐劇が幕を開ける。
全編セリフはなしで作られた本作は、ジョン・ウーが「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣らとタッグを組み、アクションと映像の力だけで表現された作品となっている。主演として監督の美学を体現するのは、「スーサイド・スクワッド」シリーズや「ラン・オールナイト」などのジョエル・キナマン。息子を殺された男の壮絶な悲しみと怒りを、肉体を躍動させて体現している。
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【作品情報】
サイレントナイト
2025年4月11日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
©2023 Silent Night Productions, Inc. All Rights Reserved
記事提供元:映画スクエア
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