ツアー1勝のFW名人、リ・ハナが伝授! 前傾キープするなら頭の高さより“胸の向き”を意識しよう!
平均飛距離234ヤードながらも、正確なショットでシード権を獲得したリ・ハナ(韓国)。フェアウェイウッドは「前傾キープが大切」と話すが、意識しているのは頭の高さではなく“胸の向き”だという。
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私はツアーに出場している選手の中で、真ん中か真ん中より飛ばないくらいだと思います。だから、5番ウッドとユーティリティはグリーンに打って止めたいクラブ。セカンドショットは傾斜があってきれいなライではないので、それでフェアウェイウッドが難しいと感じているアマチュアの方が多いのだと思います。
【リ・ハナの番手別キャリー】
ドライバー 220ヤード
3番ウッド 205ヤード
5番ウッド 190ヤード
4U 180ヤード
4IU 170ヤード
それはプロも一緒で、まずは当てることを考えた方がいい。スタンスを狭くすることでズレが少なくなり、解決できることもあります。
2つ目はヘッドアップしないこと。弾道をコントロールするのに一番大事なことは前傾キープです。いくらヘッドアップしないように気を付けても、腰が反って胸が上を向くと前傾は崩れてしまいます。ダウンスイングでは胸を地面に向けて、近づけるくらいの意識を持つと上体が起き上がりにくくなりますよ。
■リ・ハナ
2001年生まれ、韓国出身。ステップ・アップ・ツアーが主戦場となった2020-21シーズンは年間3勝を挙げ、賞金女王に輝いた。23年の「樋口久子 三菱電機レディス」ではレギュラーツアー初優勝。昨シーズンはメルセデス・ランキング41位で終えた。今季は国内メジャー優勝を目指している。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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