水川かたまりが幽霊・正名僕蔵に激怒する姿　「死んでんだからねあんた！」」　「死に損なった男」本編映像

　2025年2月21日より劇場公開される、お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりが映画初主演作を果たした「死に損なった男」から、本編映像の一部が公開された。

　映像は、関谷一平（水川かたまり）がいら立ちを隠しきれない様子で、幽霊となった友宏（正名僕蔵）に、「なんですか？」と問いかけるシーンから始まる。構成作家の仕事であるコントのネタ作りで行き詰まる一平に、「発想のとっかかりは？」「今どんな状態だ？」「ゼロから考えて未だゼロのままってことか」と、友宏は淡々と的の得た意見をする。

　痛いところをつかれた一平は、「そういうもんです」と言い放ち背を向けるが、友宏は止まらない。「うるせぇジジイだな」と暴言を吐かれてもなお、飄々（ひょうひょう）とした態度で受け答えをする友宏に、「忘れてるかもしれないけど死んでんだからねあんた！」と、我慢の限界の一平はついに激怒する。ヒートアップする一平とは裏腹に冷静沈着な様子の友宏が、「関谷一平よ」と語りかけ始めるところで終わる。

　「死に損なった男」は、「メランコリック」長編映画デビューを果たした田中征爾監督・脚本作。構成作家の関谷一平は、お笑いの道に憧れながらも、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた。駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった一平の前に男の幽霊が現れ、「娘に付きまとっている男を殺してくれないか？」と、とんでもない依頼をしてくる。お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりが、映画初主演作を果たしている。

【作品情報】
死に損なった男
2025年2月21日（金）より全国公開
配給：クロックワークス
©2024 映画「死に損なった男」製作委員会