渋野効果? 松山効果? 新『スリクソン』が2位、前作超えの好スタート【ボール売り上げランキング】
1月17日に発売された『スリクソン Z-STARシリーズ』が2週連続で2位。1位は低価格帯のHONMA『D-1』なので、ツアーボールとしては実質トップだった。販売状況についてPGAツアースーパーストア千葉浜野店の浦田健吾さんに話を聞いた。
「発売初週の売り上げとしては前作比で約130%くらい売れていて好調です。今までスリクソンのボールを使っていた人はもちろんですが、他メーカーのツアーボールを使っていた人でも試しに1ダース購入する人が増えています」
今年は『スリクソン Z-STAR XV』を使っている松山英樹がPGAツアーの開幕戦で優勝。さらには渋野日向子がスリクソンとボール契約を結び、『スリクソン Z-STAR XV』を使いはじめた。渋野は「ドライバーでの弾くような打感と高い弾道から生まれる飛距離、パッティングではボールが出ていくスピードと自分のイメージがマッチしている」と契約した経緯を話す。その影響もあったのか?
「たしかに一番売れているのは『スリクソン Z-STAR XV』です。しかしクラブに比べると、ボールは人気プロの影響は少ないでしょう。パターとかドライバーはツアーで優勝した選手が使っているとすぐに反応がありますが、ボールではそういった反応は少ない。一般の人は、昨年まで渋野選手がどのボールを使っていたのか知らない人も多いのではないでしょうか」
次回のランキングには2月5日に発売されたばかりの新『プロV1』『プロV1x』も入ってくるだろうが、『プロV1シリーズ』と『スリクソンシリーズ』がどのような順位になるのか注目したい。
【ボール売り上げランキング トップ3】
1位 本間ゴルフ D-1
2位 ダンロップ スリクソン Z-STAR 2025
3位 ブリヂストン ツアーステージ エクストラディスタンス
※データ提供:矢野経済研究所、1月27日~2月2日のデータ
◇ ◇ ◇
昨季3勝を川﨑春花のセッティングを分析。関連記事【24年シーズン3勝・川崎春花の14本を分析! なぜ1WもUTもアイアンも古いモデルを使うのか?】を読めば、強さの秘密が分かります。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。