下ネタ系YouTuber・動あり、動画が“子ども向け”に設定され困惑 「全部人間が審査してる」
2月8日、下ネタ系YouTuberの「動あり」(登録者数70万人)「運営、ガチで勘弁してください」と題する動画を公開。自身の動画が「YouTube Kids」に次々に公開されていると明かしました。
「人間による厳正な審査」で子ども向けに
YouTube Kids(キッズ)とは、13歳未満の子ども向けのYouTubeで、一般のYouTubeとは異なり、子ども向けの安全な動画が公開されるほか、視聴時間の制限やフィルタリング機能なども用意されているサービスです。
このYouTubeキッズに、自身の動画が次々と公開されていると話す動あり。動ありは、アンパンマンやドラえもんなどのおもちゃを使った下ネタ動画も何本も投稿しており、こうした動画が子ども向け扱いになったようです。
毎回再審査請求をしているものの、「人間による厳正な審査を行った結果、5歳未満向けであると判断5歳未満向けである」と判断されたとのこと。これに動ありは「自らエルサゲート(※子ども向けに見せかけた不適切なコンテンツ)作るなよ」とツッコミます。
動ありは「AIのミスならまだしも、全部人間が審査してる」ことを踏まえ、「運営の人間の中に、俺を5歳未満に見せたい過激思想のやつ紛れてる」とコメント。YouTubeで性的な広告が配信されている問題にも触れ、「国会で取り扱わないといけない問題」「日米関係の肉体関係に関する問題やから」などと冗談を飛ばしました。
2年前にも同様の内容を投稿
動ありは2022年12月にも同様の内容の動画を投稿しており、2年経っても問題は解消していないようです。
また、ユーチュラ編集部で確認したところ、YouTubeキッズ上では現在動ありの動画は配信されていませんでした。YouTubeキッズは、YouTube上の動画設定が「子ども向け」になっているのに加え、別のフィルタリングや審査を経たものが表示される仕組みとなっているため(参考:YouTube Kids)、動ありの動画は「子ども向け」と設定されただけでYouTubeキッズには配信されていないのかもしれません。
動ありの動画のコメント欄では「人間の審査も含まれた上での判断なのが余計闇深い」「もうテロだろこれ」といったコメントのほか「性的で動画消されるか子供向けでコメント欄閉鎖されるかの両極端で草」「あまりにも下ネタのレベルが高すぎて海外の審査員が言葉理解できずに通してるに一票」といったコメントが寄せられています。
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記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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