マスオ、10年前の“ベタ男炎上事件”を振り返る 「視聴者を敵と思っていた」
2月5日、「マスオ」(登録者数122万人)が「覚醒マスオになったから炎上を赤裸々に振り返る」と題した動画を公開。約10年前の“ベタ男炎上事件”について振り返りました。
ベタ男炎上事件を振り返るマスオ
マスオは、1月31日に「加藤純一」(同126万人)のチャンネルで公開された「オワコン大会議2」に出演。過去の炎上騒動やオワコンになった経緯を話した後、「子どもが大きくなっても自慢できるような父親でいたい」とこれからの目標を語りました。
2月5日の動画で、「オワコン大会議2の反響がですね、ものすごくて」と述べたマスオ。「もう少しこすっても良いですか?」と言って、自身の炎上を再度振り返ることに。マスオは現在の自分が「覚醒ダークマスオTV」だといい、
今までとはまた違った感じで、僕今だったら(炎上について)触れられるんじゃないかなと思う
と意気込みました。
2015年6月、マスオは「【悲報】ベタ男がまさかの・・・。」という動画で、飼っていた熱帯魚のベタ、「ベタ男」が死んだことを報告しました。ベタ男を公園に埋めに行ったマスオですが、BGMが明るかったこと、動画が収益化されていたことなどを批判する声が多く寄せられました。
するとマスオは批判コメントの一部に「は? ふざけんなよ」と返信。これにより事態は悪化して炎上状態となり、その後数年間、マスオの「は? ふざけんなよ」というコメントはネットミームとなりました。
ベタ男炎上事件を振り返るマスオ。問題の動画は現在までに251万回再生されており、高評価が約1万9000件、低評価が約8万件も寄せられていました。マスオによると、この動画を皮切りに、1~2年間は動画の低評価率が50%を上回る状態が続いたそうです。
マスオは、コメントで暴言を吐いたことを振り返り、
これ良くなかったね。本当に。他の人が見たらどういうふうに見えるのかっていうのをこの当時はちゃんと考えられてなかったし、こういうコメントしちゃうところがさ、若かったから、なんかプライドみたいなんがあったんだろうね。
と反省しました。
マスオは活動当初から、自分の発信するコンテンツを「ネガティブなものにはしたくない」という思いがあり、ベタ男の動画もBGMや表情を明るくしていたといいます。動画が収益化されていたことに関しては、「言い訳でしかないけど」としつつ
当時さ、1本1本の動画に対して広告を付ける付けないなんてさ、分かってなかったの。(中略)
どうやったら収益化をなくすとか本当に分かってなかった。
と明かしました。
視聴者を「敵」と思っていた
「正直つらかったよね」と当時の心境を振り返るマスオは、
今炎上してる人いると思うけど、ついよね~。僕気持ち分かるよまじで。でもね、変なプライド捨てたほうがいいよ、僕みたいになっちゃうから。もっと冷静になって素直に「僕が悪かったです。申し訳ありませんでした。」って言うのが一番いいよ。
と、現在炎上中のインフルエンサーにアドバイスを送りました。
炎上中も動画を投稿し続けていたマスオですが、「メンタルやばいことになるんだよね」と述べます。炎上中には、批判する視聴者に「負けたくない」「お前らの悪口じゃ絶対YouTuberやめねえぞ」との思いで活動していたのだとか。動画の低評価率は70パーセント前後が続き、マスオはいつしか「誰も見んじゃねー!」という思いで動画を投稿するようになり、視聴者を「敵」と思い込んでいたそうです。
UUUMメンバーやマネージャーが救いだった
そんな中でも救いの手はあったといい、UUUMの初期メンバーや当時のマネージャーは自分のことを理解してくれていたそう。マスオは炎上当時コラボしてくれたYouTuberたちに「あたたかくて、本当に良い方たち」と感謝しました。
炎上当時は、「僕と絡んだら炎上しちゃうから」と、人を遠ざけていたというマスオ。当時のマネージャーは低評価率70パーセントを超える中でも仕事を取ってきてくれたといい、マスオは、炎上中も自分に仕事をさせてくれたUUUM社員のおかげで今の自分があると語りました。
また、マスオは2015年11月に投稿した「SHARE MY HEART」という楽曲のミュージックビデオにも言及。この曲は、「畑中ikki」というシンガーソングライターによって作詞作曲され、マスオが歌っていました。しかし、炎上真っただ中にリリースされたため、この曲も多くの批判を浴びることになりました。このことに対してマスオは、
一番僕が被害を与えてしまった人だと思う。
(中略)
この人と一緒に作った曲が僕のせいですごい叩かれちゃったのが、その当時の炎上でいうと一番申し訳ないと思っている。申し訳ありませんでした。
と謝罪しました。
コメント欄では「自分が大人になってきて時代にあったヒカキンとマスオ観れるの嬉しい」「昔見てたユーチューバーが次々と覚醒していくの最高すぎる」といった、古参YouTuberが当時を振り返ることを喜ぶ声が多く寄せられています。また、マスオの幼馴染である「ヒカキン」(同1890万人)の公式切り抜きチャンネルが「覚醒ダークマスオTwichで鬱憤晴らし配信や」とコメントしています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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