名前に”龍”が付く快速「スーパードラゴン」が1日だけ復活! 3/22 一ノ関~気仙沼をリバイバル運行 、ポケモン列車の運行も (大船渡線)
JR東日本から、2025年春の臨時列車の運行が発表されています。「龍(竜)」が付くという、かっこいい名前の快速列車「スーパードラゴン」が、3月22日(火)の1日だけリバイバル運行されます。(写真:K.O / PIXTA)
快速列車「スーパードラゴン」
快速列車「スーパードラゴン」は、1993年に「むろね」から名称を変更し、岩手県一関市の一ノ関駅から、宮城県の気仙沼駅を経由して、岩手県大船渡市の盛駅間を走行していました(東日本大震災以降は、太平洋側を運行できなくなたっため、一ノ関駅~気仙沼駅間を走行)。2013年の大船渡線でのキハ100系の運転終了に合わせて、「スーパードラゴン」は廃止されました。
まるで龍のような形 「ドラゴンレール 大船渡線」
この快速列車の名前の由来は、BRT転換された気仙沼駅~盛駅間の区間を含む大船渡線の曲がりくねった線形が、まるで「龍」(竜)が飛んでいるように見えるために名付けられた愛称である、「ドラゴンレール大船渡線」から来ています。(大船渡線の愛称を募集した1992年頃に、アニメ「ドラゴンボール」が人気だったり、気仙沼周辺等にはいくつかの”龍”の伝説があることも、この愛称が選定された理由だったともいわれています)
気仙沼の周辺には、安波山の「りゅうの階段」、龍の背が海に沈んでできたといわれる大島の先端にある「龍舞崎」、神明崎の「龍神社」、三陸復興国立公園の岩井崎にある「龍の松」や、など、いくつかの「龍」にまつわる場所がありますので、お時間があれば訪ねてみてください。
1日だけの「スーパードラゴン」の復活運転
そんな列車「スーパードラゴン」がなんと、2025年3月22日の1日だけ復活します!!
時間は、一ノ関駅11:50発→気仙沼駅13:11着。気仙沼駅14:46発→一ノ関駅16:07着。途中停車駅は、陸中門崎・陸中松川・猊鼻渓・摺沢・千厩・折壁です。
全車自由席のキハ100系2両を使用して運行します。ぜひ、周辺の観光などにご利用ください。
ポケモントレイン気仙沼号 の2025年3~6月の運転
JR大船渡線の一ノ関駅〜気仙沼駅間では、現在ポケモントレイン気仙沼号も、運転日を限定して、全席指定で運行しています。車外も車内にも、沢山のピカチュウが居るかわいらしい列車ですので、お子様連れの旅行の際には、こちらもおすすめです。
全車指定席となりますので、乗車券のほかに指定席券が必要です。指定席券はみどりの窓口、指定席券売機、駅たびコンシェルジュ、主な旅行会社および「えきねっと」で購入下さい。(ポケモントレインは、この区間の他にも、盛岡駅~宮古駅間を運行する「ポケモントレイン宮古号」、花巻駅~釜石駅間の「ポケモントレイン釜石号」が運行をしています。運転日などはJR東日本のサイトなどで確認ください)
JR東日本からは、この他にも、2025年3月1日~6月30日までの春期間中に臨時列車の運行が発表されています。
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