人気YouTuberぎこちゃん、外国人オーナーとの家賃トラブルを明かす 通知なかった契約更新料で遅延損害金を請求される
15日、ゲーム実況者の「ぎこちゃん」(登録者数84万人)がYouTubeを更新し、以前住んでいた賃貸住宅の家賃をめぐり、貸主である外国人オーナーとトラブルになっていることを明かしました。
昨年6月、外国人オーナーとのトラブルを報告していた
ぎこちゃんは2010年から活動している古参の活動者で、『モンスターストライク』シリーズに1億円以上課金した“重課金者”として知られています。
昨年6月、ぎこちゃんは「訴訟される事になりました」と題した動画を公開。2020年に、所属事務所のUUUMを通じて紹介された不動産会社の仲介で入居した「都内のタワマン」で、外国人オーナーとトラブルが起こっていると明かしました。
オーナーは「基本的に連絡が取れない」人物で、常に音信不通気味だったそう。ぎこちゃんが入居後に鍵の交換を求めた際にも対応してもらえなかったりと、小さなトラブルが頻発していたそうです。不動産会社は「これ以上対応はできかねます」「オーナーさんと直接やり取りをして、家賃の振り込みもオーナー様への直接振り込みでよろしくお願いします」と投げ出してしまい、ぎこちゃんは退去までの約3年半、外国人オーナーに家賃を直接振り込んでいたといいます。
その後、ぎこちゃんは一軒家に引っ越しましたが、外国人オーナーから突然、4年前と2年前の契約更新料が未払いだとして請求を受けたのだとか。請求内容は2回分の更新料に加え、4年分の遅延損害金が上乗せされていたといい、総額は100万円になっていたとのこと。
しかしぎこちゃんによると、入居中には契約更新の通知がなかったのだとか。ぎこちゃんは更新料と、今回の通知を受けて以降の1カ月分の遅延損害金を支払ったものの、それ以前の4年分の遅延損害金については「納得できない」と支払いを拒否したそうです。その結果、外国人オーナーから「払わない場合には起訴します」との連絡が届いたといい、ぎこちゃんは、
日本人だろうが外国人だろうが、やっぱりその『何年何月2年で更新になりますので』っていう通知を送るのは、俺、マナーだと思うんすよ
と主張。「あえて通知せずに、退去までずっと放置して」「『退去します』ってときに、遅延損害金払ってくださいって。そんなことがまかり通ってしまったら、俺ちょっと悪い商売ができちゃうんじゃないかなと思う」と訴えました。
ぎこちゃんは視聴者に向けて「みなさん大丈夫ですか?契約書をもう一回見てみてください」と、今一度契約書を確認するよう呼びかけ、「徹底的にやり合おうかな」と法廷で戦う姿勢を示していました。
関連記事
・ぎこちゃん、プロ野球選手が起こした開示請求に私見 誹謗中傷を批判も、過度な規制には複雑な心境
トラブルの進捗を報告 「争っていこうと思います」と表明
今月25日、ぎこちゃんは「裁判所から書類が届きました」を公開し、外国人オーナーとのトラブルの進捗を報告しました。
「この件に関しては、契約書を逐一、借主であるぎこちゃんが確認していれば防げたことだった」「ぎこちゃんに非が無かったかといったら、そうではない」としつつ、「貸主側は、借主に対して、更新をどうするかの通知をする義務」があると語ります。
ぎこちゃんは弁護士を通じ、更新料の支払いを承諾する代わりに遅延損害金の免除を交渉したそう。その結果、外国人オーナーは「元本を支払えば遅延損害金は検討します」と応じてくれたそうです。ところが今月、東京簡易裁判所から「支払い催促の書類」が届き、結局「MAXでの遅延損害金」と「早期解約違約金」の計100万円を請求されたそうです。ぎこちゃんは「内容を見てびっくりしました」とコメントしました。
ぎこちゃんによると、オーナーは「退去の連絡をしたときも返事はなかった」とのこと。ぎこちゃんの弁護士から連絡しても「内容証明も受け取らないし、何を送っても不在ということで送り返されてしまう」そうです。ぎこちゃんは
通知をしないで、借主が忘れていれば、そこで遅延損害金を請求できる
何年も忘れていれば、忘れているほど、儲かるシステム
と批判。「このまま、タダでは支払いたくないと思っております。納得できない部分はやっぱりあるので」「オーナーさんには、全く通知をしなかったっていう非はあると思っているので、その部分に関しては」「争っていこうと思います」と語りました。
コメント欄では「確かにやや相手方の都合ばかりで納得できない気持ちよくわかります。冷静に事を進めてるぎこちゃんを応援しています」「管理会社は必ず挟もう。海外のオーナーの家は借りないのが1番だな」「ぎこちゃん勉強になりましたね! 契約書は必ず目を通さないとダメですよ!」など、ぎこちゃんへの応援の声が集まっています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。