往復5時間半の<遠距離通学>16歳だけど「高校生ではない」通っている場所とは?:そこんトコロ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫お宝ザク ザクSP!】を放送。
「テレ東プラス」では、1月17日(金)に放送された「驚きの遠距離通学 なぜそんなに遠くから通っているのですか?」をプレイバックします。
【動画】16歳が往復5時間半の<遠距離通学>「高校生ではない」通っている意外な場所とは?
リポーターの信子(ぱーてぃーちゃん)がやって来たのは、神奈川・秦野市。こちらの内田さんが遠距離通学をしています。
午後6時20分、帰宅に同行開始。まずは最寄り駅まで20分歩き、急行電車に乗り終点へ。別の路線に乗り換えます。
現在16歳ですが、「高校生ではないんです」という内田さん。「後々分かると思います」とのことですが、どういうことなのでしょうか。
移動中はタブレット端末を使って一般科目の勉強。スマホで絵を描くこともあるそうで、信子のイラストを描いてもらうと見事な腕前! しかし、絵の学校に通っているわけではないそう。
電車は県をまたぎ、信子も「もう観光じゃん!」と驚く距離を移動して最寄り駅に到着。気になる定期代は6カ月で約9万円。全て親御さんが負担しています。
駅から自宅までは、フルタイムで働くお母さんが車で送り迎えしてくれます。走ること約30分、午後9時にようやく帰宅! 片道約2時間 40分、往復5時間20分の遠距離通学です。
お父さんは単身赴任中で、お母さん、おばあちゃん、お姉さんと4人暮らし。いつも夕食を作ってくれるおばあちゃんと、その日の出来事を話しながら食べるのが日課です。
以前は中高一貫の学校に通っていた内田さん。中学時代に夢を抱き、高校進学のタイミングで遠距離通学を決めたそう。お母さんにとっては予想外の進路変更でしたが、「叶えたい夢があるなら支えたい」と、一直線な性格の内田さんを家族みんなで応援しています。
「楽しくて充実してるし、自分が成長しているなと感じる」という内田さん。「きっと自分だったらやり遂げられるだろうなと思っています」と、家族の応援に応えます。
翌朝、お母さんは朝5時起きで朝ごはんとお弁当作り。内田さんは車の中で朝食を食べながら、2時間以上かけて学校へ向かいます。そこまでして叶えたい夢とは?
内田さんが通っているのは、「アイム湘南理容美容専門学校」。
美容師になるという夢を持つ内田さん。美容専門学校は他にもありますが、約25年前に高校卒業資格が取れる制度を日本で初めて導入したこの学校を選びました。
英語や化学など一般科目の授業もあり、3年間の学費で美容師資格と高校卒業資格の両方が取得可能。「両親の負担を減らしたい」とこの学校を選んだ内田さんに、信子も「ちょっと待ってよ…30代のギャル泣いちゃうって」と思わず感動!
実は、中学時代にこの番組で「アイム湘南理容美容専門学校」の存在を知ったという内田さん。「この番組を見ていなかったらここにはいなかったし、自分の運命が変わったなって思いました」と笑顔で語ります。
美容師になる夢を実現するため、内田さんは今日も遠距離通学を続けています。
記事提供元:テレ東プラス
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