日本勢は久常涼と星野陸也が予選通過 尾崎直道は「次は奮起してやってくれそう」
<ザ・アメリカンエキスプレス 最終日◇19日◇PGAウエスト ピート・ダイ スタジアムC(米カリフォルニア州)◇7210ヤード・パー72>
米国男子ツアーの米本土今季初戦は全競技が終了した。セップ・ストレイカ(オーストリア)が4バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル25アンダーで逃げきり。2023年「ジョン・ディア・クラシック」以来となる通算3勝目を挙げた。中継したBS10(BS10ch)で解説を務めた尾崎直道が大会を振り返る。
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ストレイカの今週は、初日から「65」と好発進。2日目も3日目も「64」をマークして、2位に4打差の単独首位へ浮上した。これまでに2勝を挙げていたものの、54ホール・リーダーに立ったのは自身初。その分、緊張やプレッシャーを感じていた様子だった。
それでも、サンデー・バックナインも終始落ち着いたプレーぶりを披露。メジャー・チャンピオンであるジャスティン・トーマス(米国)やジェイソン・デイ(オーストラリア)が追撃をかけてきたが、ストラカは動じることなく、ボギーフリーのゴルフを続け、優勝を手繰り寄せた。
解説を務めた尾崎は、「ストライカは落ち着いていたね。追いかけるほうのトーマスとデイが2つ、3つぐらいバーディ取って、ストライカを脅かして欲しかったね」と話した。
日本勢は、久常涼、星野陸也、大西魁斗、金谷拓実が出場。久常と星野の2名が予選を通過し、ともにトータル12アンダー・43位タイで終えた。「2人が『もう少しスコアを伸ばすことができた』というコメントを聞いて、頼もしく思ったね。次は奮起してやってくれそうな感じはあるね」と、次週以降に期待を示した。
次戦は22日開幕の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」(米カリフォルニア州)。日本勢は松山英樹、久常、星野、大西、金谷がエントリーしている。
BS10では今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。決勝ラウンド2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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