今からゲーム実況者になるのは無理? 実況者KUN、現在のYouTubeは「みんなで損し合ってる状況」と語る
1月15日、ゲーム実況者の「KUN」(登録者数162万人)が「もうゲーム実況者にはなれません。諦めてください。」と題する動画を公開しました。
ゲーム実況者になったりYouTuberのもとで編集をするには?
動画でKUNは、SNS上で寄せられた
私はYouTuberの専門学校に行って、動画編集を学んでいます。KUNさんのところで働くためにはどのような技術取得が必要でしょうか?また、ゲーム実況者になるためにはどうすれば良いでしょうか?教えてください
という質問に回答していきます。
自身の経験を踏まえ、「あなたがYouTubeの専門学校で身につけた技術は、残念ですがもうほぼ意味はありません」ときっぱりと答えるると、動画制作に関して「技術って、俺いらないと思ってて」と持論を述べます。
KUNは、YouTube活動では「ある程度面白いものを量産する」のが重要だと語り、映像的に素晴らしいものを作ることは求められていないと説きます。
高度な技術を見せても視聴者に受けるとは限らず、面白いものをどう作るかや編集されているものをどう見せるかが重要であり技術は最低限でいいというKUN。YouTube動画編集スクールと呼ばれるものは「全部ゴミです」と一刀両断すると、「専門学校に行く時間を全部映画視聴とかアニメ視聴とかに向けてたほうがまだマシ」と、質の高いエンタメを見るほうがタメになると主張。自身に限らずYouTuberのもとで編集をしたい場合には、技術よりも「人脈」が必要ではないかと伝えます。
現在のYouTubeは「みんなで損し合ってる状況」
その後、これからゲーム実況者になるのは「無理ですね」と断言するKUN。ストリーマーやVTuberでは面白いと思える新しい人が出てきているものの、ゲーム実況者では近年そうした人が出てきていないと指摘。YouTube全体で面白い動画が増え、ハードルが上がったことで新規参入が難しくなりすぎていると語ります。YouTuber全員が面白い動画を作るためにコストをかけて競い合っている結果、「みんなで損し合ってる状況」が現在のYouTubeだといい、「いまさら新しくゲーム実況やるんだって言っても多分無理かな」と推察。新たに始めるには、有名人と友達になって売名行為を行うなど「他人のふんどしで相撲をとる」ような気概がないといけないと自身の考えを語りました。
最後には「YouTube専門学校に行った君、“乙”です」「もう夢も希望もありません、この業界は」と呼びかけるKUN。「ゲームやる人が言うのもなんですけど」と前置きしつつ、「ゲームやるとかもう意味ないっすよ」「エンタメ見たほうがいいと思いますよ」とアドバイスをしています。
コメント欄には
これ「自分の様にはなるなよ…」って言う 全て悟った漫画のおじさんみたい
昔は趣味特技披露楽しませたいぐらいの目的でやってる人が多かったけど今は承認欲求金稼ぐ流行りに乗ることが目的になってる人が増えてきてる気がする
編集が上手いけどなかなか伸びないチャンネルのほとんどは視聴者に楽しませるという大事な部分がわからないorわかりづらいことが多いよね
とKUNに共感する声が上がっています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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