上白石萌音「ガチンコで将棋と向き合いました」将棋×痛快リーガルドラマ「法廷のドラゴン」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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将棋×痛快リーガルドラマ、ドラマ9「法廷のドラゴン」(毎週金曜夜9時/初回は10分拡大)の会見に、主演の上白石萌音をはじめ、高杉真宙、和久井映見、田辺誠一、小林聡美のキャスト陣が顔を揃えた。
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上白石萌音、着物姿で登場!
女性初のプロ棋士を期待されながら弁護士に転向した主人公・天童竜美が、事件を棋譜になぞらえて解決する完全オリジナル脚本ドラマ。
《百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士》主人公・天童竜美を演じる上白石は、「法律と将棋の掛け合わせは本当に斬新。将棋は何を目指して戦うゲームかすら知らない状態でしたが、その私が読んでも心が熱くなる作品」と、最初に台本を読んだ時の感想を。毎回“棋譜”にそって物語が進行していく展開に「我々もガチンコで将棋と向き合いました」と現場の団結した空気を伝える。
その竜美とバディを組む、《二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士》こと歩田虎太郎を演じる高杉は、棋譜にセリフに弁護士用語に…と覚えることも多い上白石の熱演を絶賛。「上白石さんの大盤解説はしびれるので、早く皆さんにお届けしたい」と見どころを。
上白石、高杉、同弁護士事務所のパラリーガル兼経理・乾利江役の小林は、専門用語を覚えるため「お互い励まし合いながら頑張りました」と上白石。3人は、小林が編み出した、ビートを刻みラップのようにセリフを覚える方法で難しい用語に挑んだそう。
竜美の母・香澄役の和久井、父・辰夫役の田辺は、娘の恋についての心配も!? バディを組むうち次第にいい雰囲気になっていく竜美と虎太郎の関係を、微笑ましく見守る母。
一方、「とにかく娘が心配で心配で…。父親的には反対なんです」と、すっかり父親の心境の田辺。とはいえ、「僕的に真宙くんはいいんですよね(笑)。反対するところがない」と、“役的には反対だが田辺的には賛成”と発言し笑わせた。
また、棋士を諦め弁護士に転向した竜美にちなんで、「もし俳優業から転向するとしたら?」という質問も。
上白石は「日本の伝統工芸の何かの職人」、高杉は、幼い頃になりたかったという「レスキュー隊」、和久井は「旗を織る仕事や農業のような自分の力だけではどうにもできない自然の中で何かを育てる仕事」、田辺は「建物が好きなので建築家」、小林は「生まれ変わって最初からできるならピアニスト。5年前から習い始め、上達するには残りの人生では時間が足りないなと感じてます」と、それぞれコメント。
最後は、将棋の駒形のフリップに「2025年の漢字」を書くことに。
上白石は「考」。
将棋の“長考”になぞらえ、「考えるということは、私がこの作品や役から学んだことでもあります。昨今は“コスパ”や“タイパ”など素早い対応が素晴らしいとされる風潮がありますが、だからこそ私は時間をかけて考えて、責任をもって動ける年にしたい」と。
高杉は「自」。
今年29歳とり“20代最後の1年”に突入することから、「今後は人のことを考えて生きていける人になりたいので、“自分のことを考える”締めくくりにできれば。自分をしっかり知って、自分と向き合う1年にしたい」と。
和久井は「心」。
本作の現場も、大変な時でも周りの人々のおかげで頑張れたことから、「どんな事でも、どんな時でも、そこに“心”が存在すると、いい空気でいられると思っています」と。
田辺は、画伯イラスト付きで「褒」と書き「ブラボー!」という字とのこと。
仕事でも意外と褒められる機会がないため、「自分も含めて、どんどん褒めていこうと思ってます。自分も周りも良いところをどんどんみつけていきたいです」と。
小林は「環」。
今年、還暦を迎えるため、“還暦”の“命をもらって一回りして再びスタート地点に立つ”、いろんな人と“環”(わ)になってこれからの人生も楽しんでいきたい、自分自身の心や体の“環境”を整えて気持ちよく生きていけるようにしたい、との思いを語った。
明日のドラマ9「法廷のドラゴン」(毎週金曜夜9時)第1話は?
第1話
プロの棋士になる道を諦め、弁護士に転向した竜美(上白石萌音)が就職先として選んだのは、虎太郎(高杉真宙)が所長を務める歩田法律事務所。なんでも将棋になぞらえて、挙動不審な竜美に困惑する虎太郎だったが、早速依頼が舞い込む。依頼人は絹子(松坂慶子)。不用品買い取りの詐欺で盗られてしまった夫の遺品返還を求める訴訟だった。
記事提供元:テレ東プラス
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