バーディ締めで「首の皮一枚つながった」 久常涼は1アンダー発進もさえない表情
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<ソニー・オープン・イン・ハワイ 初日◇9日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
米国男子ツアー2年目のシーズン初戦を迎えた久常涼は、4バーディ・3ボギーの「69」で1アンダーを記録したが、ラウンド後の表情は厳しい。暫定65位タイで終えた初日について、「きょうは話すことが(ない)…」と切り捨てた。
アウトからスタートし、10番までに3バーディと快調な滑り出し。ただ、そこからは苦しい時間も。2打目を右バンカーに入れた13番パー4でボギーを叩くと、続く14番でもティショットを左ラフに入れたことをきっかけに連続でスコアを落とした。さらに17番パー3でも失点。この3つのボギーについて、「ただの番手ミスだと思うんですけど…言うことないですよね、ごめんなさい」と話すのが精いっぱいだ。
それでも最終18番パー5では、5メートルのパットを沈めバーディ締めに成功。「最後に取れたから、首の皮一枚つながったかな。あすは頑張りたい」。ここを希望のホールにしたい。
シード選手として戦う今季。目指すのはもちろん米初優勝だ。首位との差はわずかに5打で、悲観する必要もない。64.29% (9/14)だったフェアウェイキープ率や、66.67% (12/18)だったパーオン率の見直しをして、強風と対話しながら2日目の浮上を狙う。
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