“事件級” に曲がって苦笑い「ギャラリーに当たるかと…」 星野陸也、米デビュー戦はイーブン発進
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 初日◇9日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
昨年のDPワールド(欧州)ツアーのポイントランキング16位に入り、念願の米国男子ツアー出場権を手にした星野陸也が、米ハワイ州オアフ島でデビュー戦に挑んでいる。
「少し緊張しましたね…」と振り返る初日は、5バーディ・5ボギーの「70」でプレー。原因はティショットだ。「“事件級”に曲がっていた。ちょっとふわふわしていたかもしれないです」とフェアウェイに行ったのは14ホール中6回。練習日はそこまで曲がらなかったというが、「なんかきょう、すごかったですね。隣のグリーンまで行ったぐらい。どちらかというと右が多くて、正直よくわからない感じでした」とため息をついた。
その中でも「(いままで)記憶にないですね」と話すナイスショットが6番パー4で生まれた。ティショットが左に曲がり、ボールはカート道路に止まった。救済を受けることは可能だったが、そうすると「ラフに埋まってしまう。ピンがバンカーすぐ手前だったので、ラフからだとバンカーに入れるしかない状況でした」と説明。そのままカート道路から打つことを選択した。「初めて道路から打ったかもしれない。うまくいって良かった」と、グリーンを捉えてナイスパーを奪った。
“事件級”のティショットについては「ギャラリーの人に当たらないか、ずっと心配で(笑)。『すみません!』と思いながら打っていました」と苦笑い。それでもスコアをイーブンパーにまとめた。「体の調子がすごくいいので、あしたはもう少しリラックスしてプレーができると思う」と巻き返しへの意欲を見せた。「この後しっかりトレーニングや練習をして修正したい」。前向きな気持ちで、調整に向かった。
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