三納物語、引退宣言を撤回 「自分が“クソ人間”なことを忘れていた」
引退宣言をしていた「三納物語」(登録者数55万人)が「引退撤回します。申し訳ございませんでした」と題した動画を1月1日に公開しました。
引退宣言を撤回
昨年8月、活動10周年を迎える今年8月をもってYouTubeを引退すると宣言した三納物語。理由は、2018年に再発した精神疾患や、「なあなあに三納物語を続けるのはダサくねえか」と思ったことだとしていました。
その後、昨年の10月末から約2カ月間動画投稿がストップしていた三納物語は、今月1日にYouTubeチャンネルを更新しました。
動画撮影中にパニック状態になることが増え、全力で撮影ができなくなっていたという三納物語は、昨年の8月から12月の中旬までは本気で引退しようと考えていたと語ります。しかし
最近気づいたことがあるんですよ。誰も引退を求めてなかったんですよね。結構いろんなYouTuberさんとかにも会ったんですけど、全員反対ということで
と、述べます。それでも「引退するんだ」という意思を強く持っていたというものの、いざ引退した後のために、YouTube以外のビジネスを調べていくうちに、
自分ってYouTube以外なんもできない
ということに気が付いたと語りました。
自分が「クソ人間」であることを思い出した
引退の大きな原因であるパニック障害について、三納物語は、YouTubeで一時期有名になったことで自分が何でもできる人間だと錯覚していたといい、
自分がクソ人間なことを忘れていた。勉強とかできない人間がYouTubeに出会えてる時点で幸せじゃねーか
と語ります。パニック障害について1人で抱え込むことが多かったという三納物語ですが、最近自分を理解してくれる”仲間に出会えた”と嬉しそうに報告。その人物は三納物語の新スタッフで、引退を強く止めたそうです。
理解者に出会い、「1人じゃないんだ」と思ったという三納物語は、「自分のキャパシティを分かってなかった」とし、
俺の器なんて醤油差しくらいしかないんすよ。醤油差しはYouTubeしかできねえなと思って。それでいろいろ考えた結果引退しない方がいいんじゃないかと思ったんすよ。自分がすべて間違えていたので、馬鹿でした!ごめんなさい!
と、謝罪しました。
同日に投稿された動画で、三納物語と新スタッフが対談し、引退を考えた理由や今後の方針についてより詳しく説明されています。
コメント欄では「引退しなくて良かったです」「引退なんてしないで欲しい」と、引退撤回を喜ぶ声が寄せられていました。一方で、「誰も引退すると思ってないから大丈夫」「大嘘つき(いつもの)」など、予想通りの展開だという声も多く寄せられています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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