ツユ、全楽曲削除の方針を撤回 28万票のアンケート結果を受け
1月1日、音楽ユニット「ツユ」(登録者数135万人)がXを更新。メンバーの「ぷす」(同1万人)が作詞・作曲した全楽曲を削除するとの方針を撤回するとともに、ぷすの解任を発表しました。
メンバーの不祥事で楽曲削除を発表
ツユは2019年に結成された男女3人組ユニットで、ギタリストのツユが昨年5月、交際相手の女性を包丁で刺し、殺人未遂の容疑で逮捕されるという衝撃の事件を起こして話題となりました。ぷすはその後不起訴処分となったものの、グループは事実上の活動終了状態となっています。
ぷすの事件を受け、ツユは昨年11月にXを更新し、作品に罪はないという声明を発表。しかし、翌日には一転して年内に全楽曲を削除することを発表していました。
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削除反対の声を受け、削除を撤回
そして楽曲の公開最終日とされていた12月31日、日付が変わると同時にツユはXを更新し、「本日最終日」と書いた画像を投稿します。「5年間、ツユを愛して下さった皆様へ」「夢のような時間を本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴りました。
— ツユ (@TUYU_official) December 30, 2024
その後、午後7時に再びXを更新し、「全楽曲削除について」と題した投票を実施したツユ。Xユーザーに対して「作品に罪が有るので【賛成】」もしくは「作品には罪がないので【反対】」のいずれかを問いました。このアンケートには、28万票もの投票が集まり、削除反対が87.2%を占める結果となりました。
全楽曲削除について
— ツユ (@TUYU_official) December 31, 2024
そんな中、ツユは1月1日になると同時に「Happy New Year -2025-」と題した画像を投稿します。画像では
皆様の意見を真摯に受け止め、長らく議論が続いていた《全楽曲削除》について、撤回(削除猶予処分)とさせて頂きます。大多数の反対意見・有志の署名活動によってこの決断となりました為、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
と楽曲削除の撤回を発表。しかし一部の楽曲については所属レーベルであるポニーキャニオンによってサブスク配信を停止されているとして、「皆様の切実な意見が届くように尽力致します」と綴りました。
ぷすの解任を発表
削除撤回の発表とともに、ツユはぷすの解任も宣言しました。ぷすに関しては「第三者に物理的に危険物を摂取させられたことで一時的な統合失調症を発症した末での事件」だとして「一方的な悪意を持って引き起こした事件ではございません」として「当面の間は休息を取らせる所存です」と説明しています。
今後について、
いつの日か再びツユを再編成してLIVE活動を再開したり楽曲を投稿する可能性は0では無いので、その時は改めて宜しくお願いします。
と綴っており、ツユが復活する可能性が0ではないとしました。
— ツユ (@TUYU_official) December 31, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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