伊豆市が観光型津波避難タワーを建設 1月18日からは早咲きの桜を楽しむ「土肥桜まつり」を開催
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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海沿いの町で気になるのは津波。全国各地でさまざまな取り組みが進んでいるが、静岡県伊豆市は、防災プラスアルファで、普段は観光スポットとしても利用できる観光型津波避難タワー「テラッセオレンジトイ」を建設した。伊豆市観光協会土肥支部(静岡県伊豆市)は、2025年1月18日(土)から、日本で最も早咲きの桜”土肥桜”を楽しむ「土肥桜まつり」を開催。このタワーのレストランやライトアップも楽しめる。
テラッセオレンジトイは、防災と観光の機能を融合させた日本初の津波避難複合施設。津波の到達しない海抜14mの高さに避難床・展望フロアを浮かべ、災害時には1200人の避難スペースとして、日常ではレストランや展望台として活用している。
避難床へ至る2本の幅広階段を建物外周に配置し、地域に不慣れな観光客でも避難経路が一目で理解できるだけでなく、日常的な散策で松原と海の壮大な景観を体験できるようになっている。観光施設としての利用が避難訓練にもなり、地域住民や観光客の日常的な防災意識を高める効果が期待されている。
土肥桜は、日本で最も早咲きといわれ、極寒期に見ごろを迎える珍しい桜。12月中旬からつぼみがほころびはじめ、ここ数年は12月下旬に開花。2月中旬ごろまで咲き続け、花びらも大きくかつ全体が紅く染まる。茎が長く一枝に6~7個の花をつけるという。桜まつりは2025年2月5日(水)まで。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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