2025年冬、北海道で「SL冬の湿原号」と「流氷物語号」が走る 「ひがし北海道」で白銀世界と澄んだ空気を体験しよう
見渡す限りの白銀世界と澄んだ空気の中、2025年冬の期間限定で「SL冬の湿原号」と「流氷物語号」が走ります。
「SL冬の湿原号」はJR北海道唯一のSL列車。1940年に製造された80歳越えのSL「C11-171号機」が5両の客車を牽引します。客車も全てリニューアルされており、「何年も前に乗ったよ!」という方も楽しめる列車です。
今年は25周年の記念企画として特別デザインのヘッドマークを装着して運行。車内では数量限定で「SL冬の湿原号」のNゲージを販売するほか、乗車された方に特典付きオリジナル乗車証明書をプレゼント。標茶町観光協会主催のフォトコンテストで「JR賞」を受賞した作品がデザインされています。
また2025年1月25日(土)には、車内でふせんセットを配布します。ほか、釧路駅正面の壁面に「SL冬の湿原号」の特大パネルを2025年3月23日(日)まで設置するなど、イベント盛りだくさんです。
[運行情報]
「SL冬の湿原号」の運行は1日1往復で、上り釧路11:05発~標茶12:35着。下り標茶14:00発~釧路15:42着です。
全車指定席のため、乗車券と指定席券が必要。釧路~標茶間を片道で利用する場合、お値段は大人1名2,970円(指定席料含む)。子供は半額です。
運転日は下記画像よりご確認ください。
キハ40形「流氷物語号」でオホーツク海を堪能
JR北海道は釧網本線で「流氷物語号」を運転。キハ40形を改造した「道東・森の恵み」と「道北・流氷の恵み」の2両で編成する列車となります。車内には、流氷が訪れるオホーツク海を車窓から楽しんでもらうため、オホーツク海側の並び席とボックス席に指定席を設置しました。
[運行情報]
運行は1日2往復で、知床斜里行きは、1号が網走9:50発~知床斜里10:42着。3号が網走12:42発~知床斜里13:38着。網走行きは、2号が知床斜里11:32発~網走12:32着。4号が知床斜里14:03発~網走15:03着です。
知床斜里行き(1・3号)では、オホーツク海に一番近い「北浜駅」で10分停車。さらに3号は、一部区間で減速運転します。網走行き(2・4号)では、浜小清水駅で20分停車。駅に隣接する道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」でお買い物ができます。
網走~知床斜里間で乗車する場合、片道のお値段は大人1,810円(指定席料込み)。自由席の場合は指定席券代を引いて大人970円。子供は半額です。
運転日は下記画像よりご確認ください。
ほか1980年代に登場したひがし北海道が舞台のTVゲーム「オホーツクに消ゆ」とのコラボ企画も。ヘッドマークの装着やグッズ等が販売されます。
冬の道東の観光地をめぐる「ひがし北海道エクスプレスバス」も期間限定で運行されます。
記事提供元:鉄道チャンネル
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