「最も衝撃を受けたレースは?」じゃいが2024年の競馬シーンを振り返る【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第138回
あらゆるギャンブルに精通し、どんな場面でも貪欲に勝ちを狙う男・じゃい。馬券でマンションを買ったという芸能界屈指のギャンブラーが、人生を勝ち抜く極意を教えます。
【今週のお悩み・第138回】2024年で衝撃を受けたレースを教えてください。そして来年は注目せざるをえない馬も教えてください。
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ホープフルステークスはクロワデュノールが完勝! 推奨馬が1.2.4着といやぁ当たったと思ったけど、17番人気のファウストラーゼンはどれだけ予想しても買わないでしょう。競馬ってむずかしい!
北村騎手のインタビューはもらい泣きしてしまった。本当に競馬にはドラマがありますね。
さて、2024年の競馬もこれで最後、2025年はどんなドラマがあるのでしょうか?
2024年も色んなことがありましたね。競馬界でも騎手達がこれだけ問題になった年は過去一なのでは?
騎手達も死ぬ気でやってるんですよね。改めて敬意を払いたいと思います。そして、競馬界の今後の発展を期待しております。今こそ変わる時なんじゃないかと思っています。
一方、競走馬たちも色んなレースを見せてくれました。
まずはドウデュースですよね。史上初となる、秋三冠。有馬記念連覇という偉業の前に引退になりましたが天皇賞・秋、ジャパンカップは圧倒的強さでした。有馬記念は1番人気確実のなか回避。今後は種牡馬として活躍を楽しみにしております。
そして、ダートでは3歳のフォエバーヤング。国内は負けなし。海外でも強い競馬をしました。日本馬でケンタッキーダービーやブリーダーズカップなどアメリカのダートG1での好走は本当に凄いことです。この後東京大賞典が控えていますが、果たして古馬に勝てるのか? 楽しみで仕方ありません。この記事が出る頃には結果は出ているでしょう。もちろん、フォエバーヤングから買います!
3歳牡馬もジャスティンミラノは残念ですが、9番人気で制したダービー馬ダノンデサイルは有馬記念でも3着と力を見せました。3歳牝馬も面白かったですね。アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、チェルヴィニアが盛り上げてくれました。
今週のギャンブル格言【人生は儚くも面白い】
そして、今年初勝利が有馬記念という牝馬レガレイラ。見事でしたね。来年も楽しみです。
フォエバーヤングとの戦いが見たかったですが、最強のまま引退したダート界最強のレモンポップ。まさか去年のチャンピオンズCと同じ1.2.3着とは! よくよく考えたら簡単な馬券でしたが。
ロマンチックウォリアーの安田記念も良かったですね。日本馬が強くなっている中、海外の最強馬が日本で勝つのはちょっと興奮するんですよね。海外戦がさらに楽しめますから。
他にもとにかく楽しいレースが沢山ありました。私は今年のGIは不発でした。昨年が良かっただけに残念ですが、まあこんな年もありますよ。来年は特大馬券をゲットしたいものです。
皆様、今年一年大変お世話になりました。
今年は個人的にも激動の年でした。
環境の変化、新しい出会い、友人の死、忘れられない年になりました。というか、なんだか年を取るごとに人生が激しくなっているような気さえします。ほんと退屈しない人生ですよ。来年も優しく逞しく生きようと思います。
質問をいただいた方、読者の方には大変感謝をしております。来年もお付き合いいただけたら幸いです。
それでは皆さん良いお年を!
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じゃい
1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には9370万円の馬券を的中させたことも。『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』(KADOKAWA)など著書も多数。
構成・撮影/キンマサタカ
記事提供元:週プレNEWS
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