日本では1人の犯人が同時に2~3人以上を殺害した際に使われる?!「大量殺人」はなぜ起こってしまう?【図解 犯罪心理学】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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大量殺人はなぜ起こってしまう?【図解 犯罪心理学】
動機と属性による大量殺人の分類
大量殺人はひとりの犯人が同時にひとつの場所で多数の人を殺害するタイプの殺人です。FBIでは、1度に4人以上の人を殺すことと定義していますが、日本ではふたりから3人以上を殺害した際に使われることが多いです。
フォックスとレビンは、大量殺人事件を動機に基づいて分類しています。
ひとつ目は恨みを持っている個人や集団を狙った復讐型。ふたつ目は自らの力を誇示するパワー型。3つ目は一家心中などを起こしてしまう誠実型。4つ目は強盗傷害による利益型。最後は、殺害を通して政治的、宗教的なメッセージを送るテロ型です。
また、日本では大量殺人事件を犯人の行動と属性に注目して3パターンに分類しています。
ひとつ目は、公共の場所でそこに居合わせた、自分と面識のない人を無差別に襲う無差別大量殺傷型。ふたつ目は家族など自分と面識のある人を殺傷し、最後は自殺するというパターンの一家心中型。最後が強盗などの機会に居合わせた人を殺傷するなどの凶悪犯罪型です。
凶悪犯罪型は、共犯者がいる場合も多く、暴力団の抗争によるものや、保険金を受け取るために建物に放火するものなど、行動も目的も多様です。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』
記事提供元:ラブすぽ
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