実況者KUN、「給料は0円」と明かす 生活は“キャピタルゲイン”で
12月19日、ゲーム実況者の「KUN」(登録者数162万人)が「KUNの年収を発表します」と題した動画を公開。自身の収入源や出費の事情を語りました。
YouTubeの給料は0円
KUNは「みんなの興味のあるお金の話~!」と話を切り出し、自身の収益について
YouTubeの収益で暮らしてないんですねほぼ。僕の給料は0円です
と、明かしました。「ほぼお金使ってないんですよ」というKUNは、経費に算入されるもの以外はほとんど購入していなのだとか。
お金からお金を生み出すもので俺はほぼ生活している、俺の生活費はほぼその中に収まる
と、いわゆる“キャピタルゲイン”で生活していると語りました。
YouTubeの動画で得た収益に関しては、そのほとんどが人件費や撮影費などの経費として使われ、自身の手元には残っていないそうです。
シンガポールに住むKUN。家賃は月80万円
シンガポールに住んでいるKUNは、一番の出費は家賃だといい、その額は約80万円だと明かします。家賃の相場は日本の3~4倍で、KUNが撮影場所兼オフィスとして住んでいる家は、日本だと20~30万円相当とのこと。KUNはそこに男性マネージャーと一緒に住んでいるそうです。
物価の高いシンガポールは食費も高いらしく、食事もウーバーイーツなどを用いると、1食5000円ほどかかるのだとか。YouTube歴10年以上のベテランであるKUNは、会食の際にはほとんど全ておごっているそうで、週に1~2回、5万円ほど接待交際費に使っていると話しました。
そんなKUNが「一番お金を使っちゃった、調子乗っちゃった」というのが数年前、月収が100万円に到達したときなのだとか。しかし、
税金って思ったよりすごいんですね。一瞬で100万とか吹っ飛ぶマジで、普通の生活してても。そんなことあるわけないだろって思うかもしれないけど、経費とかコストとかって見えないところでかかっちゃう
と、100万円の収入があっても手取りはかなり少なく、その経験からKUNはお金を使わなくなったそうです。
一方で、撮影の経費は昔よりかなりかかっているようで、最近の動画業界について
動画のクオリティ競争みたいになってきてる感じがする。(中略)
「お金を稼げなくてもいいから、お金をかけて動画を作ろう」とか「うちはいいものを作るんだ」とか言い始めたらマジめんどくさいんよ。
競争というか、結局こっちも(クオリティの高い動画を)作らないといけなくなるから。
どんどんみんなで首絞め合ってどんどん苦しい思いをしていく。
と語っています。「50人クラフト」というマインラフトの企画で知られるKUNですが、こうした大規模な動画を作り続けるのは体力がいると述べ、「YouTubeやめようかなと思ったこともある」とも吐露していました。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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