真似厳禁!? 目の前の生い茂った木立に向かって構え…… M・クーチャーのあり得ない一打に「何千ものトリプルボギーを生み出す」
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。過去の動画集の中から、マット・クーチャー(米国)が木立の真後ろから、針の穴に糸を通すように正確なショットでグリーンをとらえた動画を公開した。
「一体どうやって!?」と一言だけ記された投稿。1枚目の写真ではスイングをしている瞬間の写真が公開されたが、目の前には行く手を遮るように木立が生い茂っている。ところがクーチャーはその方向に向かって構えている。画面上には「とんでもない脱出」との文字が出ているが、はたしてどのようなショットを狙っていたのだろうか。
続く動画で、クーチャーはアドレスをとりながら上を見上げている。木立の上の空間を狙っているようだ。アナウンサーも「あれは小さな窓だよ」と実況していた。
しかしショットは正確にその空間を突き抜けると、グリーンオン。さらにコロがってピンそばへと寄っていった。アナウンサーも「なんてショットだ! スコアを3打か4打くらいは縮めたね。ショット・オブ・ザ・デイだよ!」と興奮気味。打ったクーチャーは満足気な笑顔でキャディとグータッチをしていた。
投稿を見たファンからは「この動画のせいで今週末には何千ものトリプルボギーを生み出してしまうよ」「ショット・オブ・ザ・デイ? いやいやショット・オブ・ザ・イヤーでしょう」「私だったら木を直撃して3メートルはバックしただろうね」など、数多くの驚きの声が寄せられていた。
クーチャーは2000年にプロ転向したベテラン選手。これまで米国男子ツアーで9勝、欧州ツアーで1勝。日本でも20年1月に「SMBCシンガポールオープン」で優勝を飾っている。また16年にはリオ五輪で銅メダルも獲得している。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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