スーツにならなかった素材が生まれ変わってコートに 屈指のウール産地「尾州」で作られた再生素材を使用
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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青山商事(広島県福山市)は、スーツを作る際に発生したウールの落ちワタを再利用したサステナブルな素材「レスキュール®」を使用したミディアム丈コートを、全国の「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサルランゲージ」全店と、公式オンラインストアで発売した。
「レスキュール®」は、愛知・岐阜両県にまたがる日本屈指の毛織物産地「尾州」で70年近くウール製品のリサイクルを行ってきた工場で、反毛・紡績・織・染め作業を行っている。高品質な生地を使用したスーツを作る際に発生した落ちワタを原料にしたウール糸と、100%リサイクルナイロン糸を使用し、生地の均一化や微調整など細かい工程を職人の手で行い、保温性と軽さを兼ね備えたオールリサイクル素材に仕上げている。
スーツにもカジュアルにも合わせやすいミディアム丈で、アームホールが広いラグラン袖にしているため、肩回りへの負荷や着用時のストレスが少なく厚手ニットやジャケットの上からでも窮屈感なく着られる。また、静電気防止のために脇と袖口に放電テープを取り付け、コートの表面には撥水加工を施すなど、機能面にもこだわった。カラーはホワイトとブラック、サイズは38・40(M・L)を展開。価格は税込み2万8490円。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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