人間が凶暴化するウイルス感染から28年 ダニー・ボイル監督 「28年後...」公開決定

「28日後...」「28週後...」に続く、“28”シリーズ最新作「28年後...」が、2025年に劇場公開されることが決まった。
人間の脳を破壊し、凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、生き残ったわずかな人間たちが感染者と死闘を繰り広げるサバイバルホラー「28日後...」は、のちに「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞監督となるダニー・ボイルと、脚本家のアレックス・ガーランドのコンビにより、低予算で制作されたにもかかわらず新感覚のアクション・ホラー映画として世界中で大ヒット。5年後には続編となる「28週後...」が製作された。
「28年後...」は、ダニー・ボイル監督と、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の監督・脚本を務めたアレックス・ガーランドが再タッグを組んで製作。「クレイヴン・ザ・ハンター」のアーロン・テイラー=ジョンソンを主役に迎え、恐怖の感染拡大から28年後の新たな物語が描かれる。レイフ・ファインズ、ジョディ・カマーも顔をそろえる
予告編は、テレビで「テレタビーズ」の番組を見ている子供たちの姿から始まる。そこにやってきたのは、緊急事態を告げる1人の女性。悲鳴とともにテレビ画面に血が飛び散るショッキングなシーンが続く。「始まりは」「10,228日前」のテロップのあとにセリフは一切なく、呪文のような謎めいた言葉と単調な音楽にのせて、不気味で異様な映像シーンが連続する。
孤島で暮らす人々。壁に貼られたコミュニティのルールが書かれた絵。墓場のような十字架。見張り台で“何か”を監視する人間。槍や弓矢のようなもので武装し、おびえたような表情でどこかに向かう親子とみられる男性と少年。島を離れ、何者かに追われた2人が逃げ込んだ家の中では、頭部を袋で覆われ、逆さに吊るされた屍(しかばね)が動き出す。さらに奇妙な映像は続き、暗闇の中で銃を構える兵士や、森の中でうごめく人間ではない物体の姿も見られる。さらに、何百もの頭蓋骨が積みあがる広場のような場所が映り、草むらから現れる白くやせ細った人や、何かに襲われる兵士や家族とみられる人間の緊迫したショットが続く。
【作品情報】
28年後...
2025年、全国の映画館で公開
記事提供元:映画スクエア
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