都市伝説系YouTuberコヤッキーが活動休止の理由を明かす 一因はワクチン動画への脅迫
都市伝説系YouTuber「コヤッキースタジオ」(登録者数135万人)の「コヤッキー」が6日、先月から活動を休止していた理由を明かしました。
理由を明かさず突然活動を休止したコヤッキー
コヤッキースタジオは、コヤッキーと相方のとーやがさまざまな都市伝説について語るチャンネルです。11月24日、コヤッキーはXで突如活動休止を発表。自身が単独でMCを務める「秘密結社コヤミナティ」(同34万人)は「無期限で更新停止」、コヤッキースタジオは、とーやが1人で撮影できる範囲で更新していくと報告しました。
11月27日、とーやはコヤッキーが何らかのトラブルに巻き込まれており、弁護士とともに対応に当たっていると報告。視聴者からは、コヤッキーの活動休止理由をめぐってさまざまな憶測が上がる事態となっていました。
脅迫DMに対応していた
12月6日、コヤッキーは秘密結社コヤミナティに一人で出演。詳しい説明ができないまま休んだことを謝罪しました。
コヤッキーは先月上旬から咳が止まらなくなったそうで、病院を受診したところ、原因は不明だったものの「過労とストレスではないか」と診断されたとのこと。以前から体調が悪かったというコヤッキーは、熱も上がったり下がったりしていたようで、大事をとって休むことにしたそうです。
しかし活動休止は体調不良だけが理由ではなく、いろいろな要因が重なったためだったといいます。
11月15日、秘密結社コヤミナティのチャンネルでは、新型コロナワクチンについて扱った「本当の事を全てお話ししてくれました。」と題する動画が公開されました(現在は非公開)。コヤッキーによると、この動画に対し、
お前自分の立場分かってんの?
政府の手先みたいなことばっかYouTubeでペラペラ喋りやがってワクチンで死んでいった人の気持ちとか考えないわけ?(住所の記載)
次お前が調子乗った発言したら実家どうなっても知らんからな
という脅迫のDMが届いたとのこと。生命の危機を感じるような文章だった上、実家について書かれていたため放置するわけにはいかず、自身が対応することにしたそうです。
過去には、スタッフがバールを持った男に襲われたり、とーやが脅迫を受けたこともあるコヤッキースタジオ。しかし以前と違ってチームは大所帯になっており、コヤッキーは「毅然とした対応を取らないといけない」と思ったといいます。
説明が今のタイミングになったのは、DMを公表して犯人を刺激しないためだったとのこと。今回の動画の公開にあたっては、警察などや関係各所に相談したそうです。
これに加え、コヤミナティのチャンネルは、広告規制で収益が得られない動画が連発しているそう。投稿しても収益が得られないことも休止した理由だったといい、コヤッキーは、広告がつくようであれば明日から活動を再開すると話しました。
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世の中、圧力ってあるんだなぁ
そんな中で、「世の中、圧力ってあるんだなぁと思っていて」と切り出すコヤッキー。
知人の都市伝説系YouTuberがとあるネタを扱ったところ、その1週間後に家から「めちゃくちゃたくさんの盗聴器が発見された」のだとか。この話を聞いて、「テーマがテーマなだけに、そういう危険性っていうものもやっぱあるんだな」と感じたといいます。良くも悪くも影響力がついたと実感しているというコヤッキーは、YouTuberの影響力が増したことで、「いろんな圧力が各方面からかかって当然だなと今は思っています」とも語りました。
今後の活動については、「僕たちはあくまでも都市伝説のチャンネルなので、真実を追求していく、世の中の闇を暴いていきたいっていうスタンスにはなれない」と説明。視聴者からは、真実を暴いてほしいという要望があることに触れつつ、自身は「エンタメとしての都市伝説が好き」だといい、結果的に自分たちの動画で闇が暴かれるようなかたちになっても、「それは本当にたまたま」だとしました。
一方で、「日本をより良いものにしていきたい」とも語るコヤッキー。取材を進める中で、日本が「誰しもが安心して、いつまでも笑顔で暮らしていけないような国になってきちゃっているんじゃないか」と感じるといい、「見やすい都市伝説」を通じて「気づきであったりヒントであったりとか、そういうような情報も発信していければな」と語りました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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