70歳の元音楽教師 人生を諦めかけた40歳のベンと、大人の成人式に挑む 「セカンドステップ」予告
2024年12月20日より劇場公開される、2024年サンダンス映画祭でUSドラマ部門審査員大賞した、ネイサン・シルヴァー監督作「セカンドステップ 僕らの人生第2章」の、予告編が公開された。
予告編は、先唱者なのに歌えない主人公ベンの苦悩からはじまり、自暴自棄になり酒場で絡まれるベンの姿から始まる。殴られて倒れていると、そこに声をかけてきた女性は、なんとベンの少年時代の音楽の先生カーラだった。運命の再会を果たす2人。そしてカーラは、長年の夢であったユダヤ教の成人式(バット・ミツバ)の儀式をしたいとベンに打ち明ける。70歳のカーラとともに挑む大人の成人式。そんな2人が新しいことにチャレンジする姿がいきいきと捉えられた映像となっている。
「セカンドステップ 僕らの人生第2章」は、事故で妻を失い人生を諦めかけた40歳のベンと、70歳の元音楽教師カーラの物語。舞台はニューヨーク郊外。事故で突然妻を失い、信仰の危機に陥ったユダヤ教の先唱者40歳のベンと、彼の音楽教師だった70歳のカーラが再会する。ユダヤ教徒の13歳の成人式“バット・ミツバ”をしたいという彼女の長年の夢をかなえようと時間をともにする中、ベンとカーラは諦めかけた自分の人生を取り戻していく。
ユダヤ教独自のカルチャーをモチーフに、先唱者なのに歌えなくなった40歳のベンジャミン、70歳だけれどバット・ミツバ(13歳の成人式)をしたいカーラ、レズビアンの母親たち、異教徒とのクロスオーバーなど、現代的な多様性を取り入れた作品となっている。ザ・チャーチルズ、アリク・アインスタインなど、世界で活躍したユダヤ教由縁のシンガーソングライターらによる楽曲も使われている。
監督は、ザ・ニューヨーカー誌が「今日活躍するインディペント映像作家の中で、最も独創的な一人である」と称賛したネイサン・シルヴァー。主演にはウェス・アンダーソン作品の常連俳優であるジェイソン・シュワルツマン、アカデミー賞主演女優賞のノミネート歴もあるキャロル・ケインが共演している。
【作品情報】
セカンドステップ 僕らの人生第2章
2024年12月20日(金) YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国公開
配給:ロングライド
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記事提供元:映画スクエア
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